オーバーヘッドの振り出しでラケット面ってどこを動いてるの?

こんにちは。樋口です。

オーバーヘッドのテイクバックからインパクト間の振り出し(フォワードスイング)で、ラケット面はどこを移動しているかということは、意外にみなさん無意識でやっていることが多いのではないでしょうか?

ここのところにも意識をして、スイング速度を少しでも上げましょう!

今回は物理法則的視点でアプローチしてみます。

今回も最後まで宜しくお願い致します。

 

(ステップ1)
【理想的な軌道】

フォワードスイング① テイクバック2 テイクバック3 テイクバック4

①テイクバックからラケット面を動かす時に、中指〜小指を弛める。

②ラケット面が左の肩甲骨あたりに落ちる(くっつく)

③ラケット面を背中の左肩甲骨から右肩甲骨まで這わせるように移動させる。

④中指〜小指を握りこみ、右肘を開きながらスイングする

こんな流れになります。

 

(ステップ2)
【原理】振り出し(フォワードスイング)で身体が左回転している時は、手やラケット面は身体に近い方が回転速度(角運動量)は上がる。

羽生選手

スケート選手を見るとわかりますが、高速回転をしている時は、両手を抱えるようにして、身体の近くに置いています。

逆に着地し身体の回転速度を落としたい時は、十字架のように両腕を拡げて、手を身体から離すようにしてしています。

これは物理法則(角運動量保存の法則)から導き出されたテクニックで、身体(体幹)の左回転運動をおこなうバドミントンにも当てはまる法則です。

すなわち、ラケット面の振り出し(フォワードスイング)では、ラケット面をなるだけ背中から離れないように(背中を擦るように)左肩甲骨から右肩甲骨まで這わせます。

背中から離れないことで、上記物理法則により、身体の回転速度とラケットのスイング速度が増します。

 

(ステップ3)
【注意点】

❶ラケット面が背中から離れた状態で振り出ししている
❷ラケット面が左の肩甲骨付近から、いきなり斜めにスイングしている
❸テイクバック時に手首が身体から離れている(手首の角度が90度の場合が多い)
❹背中に担いだ状態から振り始めている

お試しください。

今回も最後まで、お読みいただきありがとうございました。

(参考→2016/5/13 コラム :「フォアハンドグリップの握り方」

 

次回は、「コンパクトに弾くスイングをすると肘が痛くなって困る」 です。

※指導で、実際に有益な効果があがったことを確認の上で、報告しておりますが、技術の答えは、一つではないと考えております。他の指導法を否定する意図はございません。その点、ご理解の上で、お読み、お試しくだされば、ありがたいです。

  • このエントリーをはてなブックマークに追加
樋口 孝雄

樋口 孝雄NPO団体代表者兼技術指導者、中学校及び高校外部指導員

投稿者プロフィール

NPO団体代表者兼技術指導者、中学校及び高校外部指導員
1966年2月4日生
東京都国分寺市在住
競技歴:1982~2001年
指導歴:2002年~

私のバドミントン生活は高校から始まりました。運動系全般が苦手な私でしたが、何かスポーツをやりたくてバドミントン部を選びました。
当時、技術指導者はいませんでしたので、仲間よりワンテンポ遅れてしまう自分が、どうしたら理論的に技術が身につくかを、常に考えるようになっていました。この頃の背景がベースになり、今の私の技術指導スタイルが確立されたといえます。

元来、教えることが好きなこともあり、十数年前に小学生の指導を始めました。時間が許す限り、バドミントンのみならず、他競技のDVDや書籍etc.情報を集めては分析・検証し、よりシンプルでわかりやすいスキルアップ方法とは何か、知識と経験を積み上げてきました。現在は、技術指導者のいない中学生を中心に、学齢前から成人までのサポート活動をしております。

同じ指導でも、すぐ体現できる人もいれば、時間のかかる人もいます。指導する側にも、個性を生かした工夫が求められていると、身につくまでの道のりが遠かった私自身の体験から、感じています。

これまでの蓄積と、今後のさらなる追求を少しでも共有でき、特にお悩みを抱えている方々の微力ながら、お役に立つことができれば幸いです。
よろしくお願いいたします。

競技歴詳細:

東京都立小平西高→法政大学バドミントン同好会72

主催指導活動:

バドミントンNPO団体 東村山フリューゲルス代表者
中高生のためのバドミントン技術レッスン in 西国分寺代表者

外部指導活動(東京都内):

堀越高等学校
練馬区立中村中学校
東久留米市立中央中学校
他中高計8校、一般2団体

この著者の最新の記事

関連記事



空白

空白

空白

空白

広告

Twitter でフォロー

ページ上部へ戻る