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技術指導方法も提案型、コンサルティング的な方向に進んでいる
- 2020/8/24
- バド♪Remaking, 日替バド定食
こんにちは。
バドミントンプロコーチの樋口です。
バドミントンの技術指導方法は、常に変遷しています。
今回は、その進んでいる方向を考察してみました。
最後までお付き合いのほど、宜しくお願い致します。
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バドミントンには色んな技術があり、技術や技術指導は正解のない世界ですので、どれも間違いとは言い切れません。
しかし、初心初級者のかたや、学生以来久しぶりに再開したという方々にとっては、そこが大きな迷い道になりがちです。
私は若い頃、カルチャースクールで、週一で油彩を習っていたことがありました。
そのプロ画家の先生は、初心者のかたにもあまり丁寧に教えてくれませんでした。
その理由は、芸術は生徒さんの個性が大切なので、自分があまり手を加えると、みんなが自分テイストの絵になってしまうから。
なので、自由に書くのが一番。
ということでした。芸術なので、正論です。
でも、中年齢層の女性の方たちは、「と言ったって、基礎のデッサン(形を正確に捉えて描く)ができてないのに、自由って言ってもねえ?基礎的なものはもっと教えて欲しい」とよく愚痴られてました。
要は、基礎レベルでの、指針や土台となる汎用的(一般共通的)技術を欲していらしたんだなあと、今は思っております。
それを一定会得したら、それらを応用して、個性を出していけばよいということなのではと。
バドの技術指導も、共通点があるなあと思っております。
技術は正解がない=間違った技術もない、トドのつまりは、プレーヤーが自由に技術を選べばよいということになります。
(例:各自身体は違うのだから、フットワークは、自分がやりやすい方法を選べばよいなど)
しかし、あなたのやりやすい方法をやればいいと言われても、基礎レベルのかたには、どれを選んだら良いか?迷ってしまうのでは?
自分はやりやすいと思っているが、周りから見たらどうなんだろうか?不安だ?
(表立って口には出さないけれど)そんな風に感じているかたが多いのではないか?と常に意識しております。
(寧ろ、昔よくいた、唯我独尊系の指導者のほうが、引っ張って行ってくれる分、楽だったり?)
ですので、私はなるだけ、各個人毎に、これをオススメしますというように「提案」をしております。
そこでは、各位が判断できるように、なぜこれを勧めるかという理由を、納得いかれるまで簡易表現で説明致します(説明責任)。
これはある意味、コンサルティングであり、更には一歩進んで、提案を現場で一緒に試して、上手く行ったら提案を採用してもらうという形をとっております。
この方式は、指導者側が、多角的に多くの情報を学び、インプット、分析しておく必要がありますが、学ぶ事は自分の現場指導レベルを上げることでもあり、ある意味、楽しいことでもあります。
他の私より若い指導者の方々でも、この提案型の講習の流れは出て来ているように感じます。
今後は、受講者のかたが迷われない、受講者ファーストの講習の時代が来るのではないかと、個人的には感じております。
今回も最後まで、お読みいただきありがとうございました。
次回は、「 」です。
※指導で、実際に有益な効果があがったことを確認の上で、報告しておりますが、技術の答えは、一つではないと考えております。他の指導法を否定する意図はございません。その点ご理解の上でお読み、お試しくださればありがたいです。
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バド技術コラム「バド♪Remaking」の内容を実際に講習会でおこなっています。
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