シンスプリント②

皆さんこんにちは。
西澤です。
前回に引き続きシンスプリントについてお送りして行こうかと思います。

今回はシンスプリントを引き起こす要因となる筋肉群をあげてみたいと思います。

まずは後脛骨筋。

IMG_1083
脛骨と腓骨の後面の骨間膜という部分から始まり、脛骨約1/4内側縁から内顆までいき舟状骨と内側楔状骨底に付着します。
主に足関節の底屈と内転に作用します。

続いては長趾屈筋。

IMG_1081
脛骨の後面あたりから始まり、脛骨の3/4辺りから内側縁を通り、後脛骨筋の上を通るように内顆を通りながら4指の先に付着します。
主に2〜5指の屈曲、足部底屈、内転させます。
また荷重時は指を曲げた際に、後脛骨筋を絞扼する作用を持ちます。

そしてもう1つは長母趾屈筋。

IMG_1082
腓骨の後面から始まって内顆を通り母趾の先に付着します。
主には母趾の屈曲、足部の底屈。
また荷重時は距骨の後退制限と下腿の前傾制限をします。
以上のことからこの筋肉達がオーバーヒートしてくると何かしらの問題が出てくるのがイメージできます。

俗に言う一般型と重症型の区別として、
一般型は
・筋肉を押すと痛い
・股関節の内旋可動域が広い
・股関節の外転外旋が弱い
・アーチが下がっている
・片足ジャンプでは踏切時痛
・足趾の過剰な屈曲
・復帰に約2週間
重症型は
・筋肉は押してもあまり痛くない
・股関節と足関節の可動域が小さい
・筋力は強い
・アーチの下りはない
・片足ジャンプでは着地時痛
・復帰に約2〜3ヶ月

何となくわかってきたかと思います。
重症度が高いと骨髄へMRIで反応が出ます。
要は芯の方が悪いと長引くという事。

重症型の場合に関しては着地時にストレス吸収がうまくできない可能性があります。

足関節と股関節が硬いと、結果推進力が出ずに足部の過剰な底屈を要し、問題となったりknee inなどを助長してしまいます。

何れにしてもストレッチなどが、大事なんです。

次回はケアを交えてお送りしようと思います。

ではでは。

 

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

西澤孝仁 (N-fit整骨院)

投稿者プロフィール

 生年月日:1987年11月26日
 資格:柔道整復師
 活動内容:長野県の北信地域にて、整骨院開業。
長野県高体連バドミントン大会トレーナー
AC長野パルセイロBCトレーナー
その他種目トレーナー活動中
 バド歴:中学、高校バドミントン部に所属。
       インハイ出場経験有り。

この著者の最新の記事

関連記事


ビットコイン取引高日本一の仮想通貨取引所 coincheck bitcoin
空白

空白

空白
bitFlyer ビットコインを始めるなら安心・安全な取引所で
空白

広告

ページ上部へ戻る