バドミントンでプレーを上達させるには、ストローク練習が欠かせません。正しいフォームと練習方法を身につければ、試合でも強力なショットを打てるようになります。
本記事では初心者から上級者まで、基礎フォームの習得や各種ドリル練習、最新の練習メニューを幅広く解説します。
これらの練習方法を日々の練習に取り入れれば、着実にスキルアップが期待できます。
目次
バドミントン ストローク 練習方法の基本
まずはバドミントンのストローク練習における基礎知識を押さえましょう。ストロークにはヘッド上で打つ「オーバーヘッドストローク」や腰より下で打つ「アンダーハンドストローク」、ネット際で打つ「ネットショット」などがあります。それぞれ役割や打ち方が異なるため、フォームも使い分けが必要です。
練習前には正しい姿勢作りを意識しましょう。肩幅程度に足を開き、重心は前足と後足に均等に配分して構えます。体重を適切に移動させながら打つイメージを持つことで、強いショットにも安定感が生まれます。
ウォームアップも忘れず行いましょう。ストレッチで筋肉をほぐした後、軽く基礎打ちで体を動かすことで、ショットの精度が高まります。また、正しいグリップとフォームを意識しながら素振りをすると、実戦で迷いなく体を動かせる基礎ができます。練習前の準備運動はケガの予防にもつながり、長期的な上達にも効果的です。
ストロークの種類と特徴
バドミントンではシャトルの高さや角度によって使うストロークが変わります。以下の表に主要なストロークとその練習ポイントをまとめました。
| ストローク | 用途・特徴 | 練習のポイント |
|---|---|---|
| スマッシュ・クリア | 強力に飛ばすショット、高い打点で遠くに飛ばす | 全力のスイングで体重移動とジャンプを意識し、フォームを固める |
| ドライブ | ネット際から相手コートに速い平行弾道で飛ばす | ラケットを垂直に構え、シャトルを早く捕らえて水平ドライブのリズムを身につける |
| アンダーハンド(プッシュ・ドロップ) | ネット前や短い距離に対するショット、柔らかくコートに落とす | リストワークでコントロール性を高め、ネット際で落とす感覚を練習する |
このようにストロークごとに用途が異なるため、同じ練習方法を繰り返すだけでなく、それぞれの特徴に合わせたドリル練習が重要です。練習計画を立てる際は、まずこれらのストロークがどのような場面で使われるかを意識して組み込みましょう。
例えばスマッシュ練習では高い打点で速いスイングを繰り返し、ドライブ練習ではコートを広く使って前後に動くラリーを行うと効果的です。基本ストロークの種類を理解し、それに応じた練習メニューを組むことで効率的に上達できます。
正しいグリップとフォーム
グリップとフォームは全てのストロークで基本となる要素です。グリップはフォアハンド、バックハンドの2種類があります。フォアハンドでは手の平側でラケットをつかみ、打球時にラケット面がシャトルにまっすぐ当たるように構えます。バックハンドはグリップを回転させて、ラケットの平面で打てるように準備します。
フォーム面では、体の向きや足の使い方が重要です。オーバーヘッドショットでは、打つ打点に対して体を横向きにし、コート側に半身になる構えが安定します。腰を回転させながら振り抜くことで、飛距離と威力が増します。また、膝を軽く曲げておくと、次の動き出しに素早く対応できます。
さらに、インパクトの瞬間にはラケット面をターゲットに向け、視線はシャトルに集中させます。こうした基本動作を練習中から常に意識することで、安定したストロークが可能になります。フォームが崩れると余計な力が抜けて飛距離が落ちたり、ミスショットが増えるため、鏡や動画で自分のフォームをチェックするのもおすすめです。
準備運動とウォームアップ
練習前には念入りなウォームアップを行い、身体を温めることが重要です。軽いジョギングやその場でのステップを行い、全身の血流を良くしてからストレッチに移りましょう。ストレッチは脚の裏や前もも、肩回りを中心に行い、柔軟性を高めます。
【ウォームアップのポイント】
- 大きくジャンプを交えた全身ストレッチ
- 軽い基礎打ちでショット感覚を確認
- フットワーク練習で動きに慣れる
これらを行った後でシャトルに触ると、練習が体に馴染みやすくなります。特にシャトルを打つ動きは肩や肘に負担がかかるため、肩回しのストレッチはしっかり行いましょう。
ウォームアップ後は軽い基礎打ちから始めます。例えばラリー形式で連続して打ち合う基礎打ちは、手首の振り方や打点を確認できる良い練習です。徐々にラリーの強度を上げ、体を十分に温めることで、その後の練習効果が高まります。
フォアハンドストロークの練習方法

フォアハンドストロークは最も使う機会の多いショットです。基本的には利き手側で体の横~前方でシャトルを捉え、腕の力だけでなく体全体の回転を使って打ちます。まずは基本フォームを確実に覚えましょう。
打つ際は、体重移動とスナップの効いたスイングがポイントです。膝を軽く曲げ、打つ前に体を前に動かして重心を移動させます。スイング時はラケットを垂直に保持し、肘をリード腕のほうに引いてから大きく振り抜きます。これにより力強いショットが生まれます。
基本フォームとコツ
フォアハンドの基本構えでは、利き手側の足を一歩前に出して体を半身に向けます。腰を回転させ、肩から腕を使ってラケットを振り抜きましょう。スイング中は体が後ろに倒れないように注意し、打った後も足を動かして次の動作に備えます。適切なフォロースルーを意識してフィニッシュすることで、ミート力が高まりコントロールが安定します。
また、打点も重要です。できるだけ遠く前方でシャトルを引きつけ、身体の前で打つことでパワーが伝わります。打点が後ろに下がってしまうと、パワーもコントロールも落ちてしまうので、自分の目の前から少し先を意識するようにしましょう。
壁打ち・素振りでスイング強化
壁打ちや素振りはフォアハンド練習の基本です。壁打ちではシャトルを使わなくても連続して素振り感覚で打つ練習ができます。壁に向かって一定のリズムで打ち返すと、スイングスピードやタイミングを身体に覚えさせられます。慣れてきたら、壁に付箋や目印を貼って、そこに当てるイメージで正確に打つと技術が高まります。
素振りはフォーム矯正に効果的です。コートを使って素振りを繰り返す際は、実際に打つときの動きを鏡で確認したりスマホで撮影して、自分のフォームをチェックしましょう。練習をつづけるうちに無意識に正しいフォームが身につきます。
ラリー練習で実戦感覚を養う
パートナーとのラリー練習では、実戦に近い形でフォアハンドを鍛えます。例えば、コートの後方同士で交互にクリアを打ち合う「ロングラリー」を行うと、フットワークと安定したフォームの維持が求められます。反対に、ネット近くで速いドライブを打ち合う「ハーフコートラリー」は、コンパクトなスイングと反応速度が養われます。
また、コーチや仲間にシャトルを出してもらう練習ドリルも有効です。変化球のレシーブ練習の一環として、あえて低い打点や湿ったシャトルを打ってもらうと、フォアハンドで正確に対応する力が身につきます。こうした実戦形式の練習は、試合での判断力向上にもつながります。
バックハンドストロークの練習方法

バックハンドストロークはフォアハンドとは逆に、ラケットを回転させて裏面で打つショットです。特にアンダーハンドでのプッシュやドライブ、オーバーヘッドのバックハンドスマッシュなど、さまざまな場面で使われます。
基本的な構えは、体を正面に向けて両手でラケットを持ち、打つ直前に腕を引いて構えを作ります。肘を体側にしっかり寄せると力が入りやすく、正確性が増します。フォアとは異なりラケットを回転させる分、ラケットの角度調整と手首の使い方が重要です。
バックハンドの基本フォーム
バックハンドのショットでは、スイングの始動時に体をラケットと同時に回転させてしまうと力を伝えにくくなります。初めに肩からしっかり引いて肩をターゲット方向へ向け、腕に十分なパワーを溜めてから振り出しましょう。打点は体の前方に取り、肘から先で押し出すようにラケットを振ります。インパクト後は背中側にラケットが抜けるイメージです。
姿勢では、楽に肩幅を開くことを意識します。前かがみにならず、膝をやや曲げて重心を低くしておくと、ネット際の低い球にも対応しやすくなります。バックハンドでは右利きの人は右足を後ろに引いて構えることが多いですが、クラブやコートの環境に合わせて微調整して安定性を高めましょう。
練習ドリルでミスを減らす
バックハンド練習では、まずスイング角度と打点を身体に覚えさせることが大切です。一人で行う素振りでは、同じ動作を繰り返して左右対称のフォームになるよう意識をしましょう。シャトルを持って打つ練習では、ミニゲームとして片手だけでバックハンドのレシーブをし合う「片手ラリー」もおすすめです。意識的にフォアを使わずバックハンドのみで打ち合うことで、バック側でのミスが減ってきます。
また、ラケットで壁打ちするドリルも有効です。壁からの反射をバックハンドで返し続ける練習を行えば、角度や距離感の調整力が高まります。ミラーや映像で自分のフォームを確認しつつ、「打ち終わった後はすぐに次の構えに戻る」ことを心掛けると、練習から実践を想定した動きが身に付きます。
フットワークとの連携強化
バックハンドでもフットワークは不可欠です。バックハンド側の球に対しては、まず利き足(右利きの場合は右足)を一歩後ろに引いて踏み込む動作が基本です。これにより振り抜き時に体重を乗せやすくなります。ラケットスイングと同時に体を回転させるとフォームが崩れるため、打つ前に体の向きを安定させるのがポイントです。
練習ではコートの両端に人を置いて交互に打ち合うなど、実際の足の動きを確認しながらバックハンドを磨きます。バックハンドを打った後、できるだけ速くセンターへ戻る動作も繰り返し練習しましょう。バックハンドは相手のドロップやプッシュに対応する時も使うので、ラケットを構えたまま素早く前後左右にステップできるようになると、ラリーでの安定感が増します。
オーバーヘッドストローク(スマッシュ・クリア)の練習方法
オーバーヘッドストロークは、スマッシュ・クリア・ドロップなどがあります。頭上高く上がってくるシャトルを打つ際に必要な技術です。これらのショットは威力や正確性が試合での勝敗を分けるため、しっかり練習しておくことが大切です。
スマッシュ練習:姿勢と振り方
スマッシュでは、強く打つことを意識しがちですが、その前に正確なフォームが欠かせません。踏み込み足を斜め前に出して体を大きく開き、肩の回転を使って振り抜きます。タメを作るために肘をしっかり上げ、打点を高く取れるようにします。インパクトでは力任せにラケットを振るのではなく、体全体を使って振り下ろす感覚を意識しましょう。
ジャンプスマッシュの練習も効果的です。軽くステップを踏んで膝をしっかり曲げ、弾むようにジャンプしながら打つと、シャトルをより強くコート奥へ飛ばせます。ただし、ジャンプの着地は膝に負担がかかるので、ケガ予防のためにも疲れてきたらジャンプを控え、ステップ打ちに切り替えることも必要です。
クリア/ドロップの練習方法
クリアショットでは、シャトルを高く深く飛ばすことを意識します。手首をしなやかに使い、打った後にラケット面を上向きにして上昇気流を作ると、高い放物線が得られます。対照的にドロップショットでは控えめな打力で、シャトルをネット際に落とす繊細さが求められます。練習ではクリアとドロップを交互に打つ「交互ドリル」を取り入れると、力の加減が身につきます。
練習メニューの一例として、コートを2分割してパートナーとラリーする方法があります。半面を使ってクリアで奥に返球し、その後にシャトルをネットに落として前衛を混乱させる戦術を繰り返すと、タイミングや打ち分けの精度が上がります。こうした練習を通じて、状況に応じたショットの選択力を養いましょう。
実践練習(連続打ちやスマッシュラリー)
実践練習では、スマッシュを連続で打つラリー形式のドリルがおすすめです。例えば1対1でスマッシュを打ち合い、ミスしたら交代という形式で練習すると、連続動作でのフォーム維持とスタミナを鍛えられます。コーチや仲間にシャトルを投げてもらい、続けてスマッシュし返す「スマッシュキャッチドリル」もスピードとパワーを強化します。
パターン練習ではレシーブからの立ち位置を意識します。スマッシュ後はすぐにセンターに戻り、次の返球に備える「リカバリー」を行う練習です。これにより、実戦さながらの動きが身につき、試合でのスマッシュ後のフォローがスムーズになります。
ネットプレーストロークの練習方法

ネットプレーではヘアピンやネットキルが主なストロークになります。ネット前で相手にプレッシャーをかけたり、ポイントを取るショットなので、リストの動きと繊細なコントロールが求められます。
ヘアピン・ネットショットの基本
ヘアピンショットは、ネット際でシャトルをできるだけ低く打ち込む技術です。打点では腰より低い位置でシャトルを捉え、ラケット面は少し上向きに構えます。打ち方は前腕のスナップを中心に、ラケットの振り幅を小さくして高回転のフリック気味に打つのがコツです。
ネットキルは、相手が近くから浮かせたシャトルをネットに押し込むショットです。この場合はややコンパクトなスイングで高速シャトルを叩きつけるイメージで振ります。練習ではまず低めのヘアピン練習で打点感覚を養い、その後突然のチャンスボールを想定したネットキル練習に取り組むと効果的です。
手首の使い方と細かいコントロール
ネットショットでは手首の柔軟性が勝敗を左右します。練習中は意識して手首を「振る」準備をしっかり確認しましょう。ヘアピンショットでは手首を前に突き出すようにスナップを利かせ、シャトルのコントロールをお願いします。プッシュや柔らかいドロップでは、手首を倒す角度で飛距離を調節します。
練習ドリルとしては、ペアで2人向かい合い、1人がネット方向にゆっくりとした球を送る「ネットドリル」があります。もう1人はそれを前腕と手首だけで返球します。これを繰り返すと、手首の使い方に集中できます。またスマッシュレシーブの中でネットショットを狙う場面を設定すると、試合感覚も養えます。
前衛ポジション練習
前衛におけるネットプレーでは、とにかく素早い足さばきと反射神経が肝心です。ネット前で待機する際は、常に小刻みにステップして重心をコート中央に置くと、左右どちらのショットにも対応しやすくなります。練習では、パートナーがバックラインからネットに落とすドロップを想定し、素早く前に詰めてシャトルをとらえるドリルを取り入れましょう。
また、ネット前で正確な方向付けやタッチを養うために、ネット付近にコーンやマーカーを置き、それを狙う練習も効果的です。これはネットショットのミスを減らすだけでなく、勝負どころでの得点力アップにもつながります。実戦ではネット前で決め球を狙い続ければ、多くのチャンスを生み出すことができます。
基礎打ち・ドライブ練習のポイント
基礎打ちとは、決められたショットだけで打ち合う練習で、ナックルハンドやストレート系のショットに特化しています。決まりごとがあるため、集中してフォームの確認ができるのがメリットです。特にドライブやプッシュなど水平方向の速い球を繰り返すことで、ラリー持続力を高めます。
ドライブ練習では、常にラケット面を垂直にキープし、腰のひねりと腕のスナップでシャトルを押し出す感覚を養います。ラリーが続くペースで打ち合うことで自然と足も動き、実践的なフットワークとリズム感が身に付きます。ここで大切なのは力任せに打つのではなく、相手コートに返ることを意識してコントロール重視で行う点です。
基礎打ち練習の意義
基礎打ちは、フォーム固めやスイングリズムの確認に最適な練習です。限られたショットしか使わないため、打点やラケット面の向きをおろそかにしにくく、品質の高い練習が可能になります。運動量が比較的高く、ウォーミングアップとしても有効です。
また、基礎打ちはミスが目立ちやすいので、改善点が分かりやすいというメリットもあります。パートナーとビートを保ちながらドライブやプッシュを続け、集中力を高めていきましょう。上手くラリーが続いたときは声をかけ合い、成功体験を積むことも大切です。
ドライブ練習でラリー力向上
ドライブ系のストロークでは素早い打点と体勢の切り替えが求められます。両端からシャトルを速く打ち合うドライブラリーは、相手の高速球に対応する反応速度とラリー維持力を鍛えるのに最適です。クラブ内で「交互ドライブラリー」を行い、自分からラリーを切らさない意識を持つと良いでしょう。
さらに、バックラインぎりぎりでドライブを打つドリルや、クロスコースに振り合う練習も効果的です。特にクロスラリーではフットワークが大きくなるため、足腰の強化にもつながります。上達の目安としては、最低でも20回以上ラリーが続くことを目標にすると、ラリー力がぐっと向上します。
継続練習で集中力と持久力アップ
基礎打ちやドライブ練習を長く続けることで、集中力と体力が養われます。一度に長時間行うのではなく、5~10分を区切りに休憩を挟んで何セットかこなすと効果的です。疲れてミスが増えてきたら一旦フォームを見直すチャンスでもあります。
練習を継続する上で大切なのはメリハリです。ただ打つのではなく、「ここは精度を高める」「ここはスピード重視で」というように目的を変えるとモチベーションも途切れません。また、練習前後に軽い筋トレやストレッチを組み合わせると、体力アップにつながりシャトルにパワーが乗せやすくなります。
練習メニューと継続のコツ
練習の効果を最大化するには、目標を持ち計画的にメニューを組むことが重要です。単発の練習では上達が見えにくいため、週単位や月単位で到達目標を設定しましょう。例えば「今週はスマッシュ強化ウィーク」「来週はネットプレーウィーク」などテーマを決めて取り組むと効率的です。
また、練習メニューには変化をつけることも大切です。同じ練習ばかりでは飽きや怪我のリスクも増えるため、ストローク練習の合間にフットワークドリルや体幹トレーニングを取り入れましょう。新しい練習方法や練習器具(シャトルマシンや解析アプリなど)の活用も、モチベーション維持に役立ちます。
目標設定と計画的な練習
練習スケジュールを作る際は、試合日程や練習できる時間を考慮して逆算すると組みやすいです。具体的な目標を決め、小さなステップを積み重ねることで達成感を得られます。例えば1ヶ月後にフルラリーが続くようになることを目標にした場合、週ごとにクリアやドロップの成功回数を増やす、など段階的に設定しましょう。
練習ノートを付けるのもおすすめです。日々の練習内容や感じた点、次回の課題を書き留めておけば、自分の成長具合が視覚化できます。これにより「いつも同じミスをしていないか」「新しいドリルの効果はどうか」など客観的に確認でき、効率的な練習に繋がります。
最新のトレーニングツール活用
最近では、スマートフォンアプリやビデオ解析ソフトでフォームを分析する方法も普及しています。自分のスイング動画をアプリで再生し、プロ選手のフォームと比較すると細かな違いが分かります。最新情報では、AIが動きを解析するツールも登場しており、どのタイミングで力が入っているかを客観的に評価できるようになっています。
練習機材では、シャトルマシン(自動球出し機)を使うと一人でも効率よく練習できます。一定のテンポでシャトルを出し続けられるため、スマッシュやクリアを繰り返し練習可能です。また、コートの角にミラーを設置してフォームを確認する方法も手軽です。こうしたツールを積極的に取り入れて、最新の練習環境を活用しましょう。
モチベーション維持の方法
長期間の練習では、モチベーションの維持が課題になります。練習仲間を見つけて一緒に目標に向かって練習するのも良い方法です。同じ目標に向かう仲間がいると、練習が楽しくなり続けやすくなります。
また、練習の成果を実感するためにミニゲーム形式を取り入れましょう。練習の最後に小さな試合をすることで、学んだ技術が実践で使えるか確認できます。成功体験が増えるほど練習への意欲も高まるので、定期的に試合形式を組み込んで達成感を感じる機会を作ってください。
まとめ
バドミントンのストローク練習は、基礎フォームの習得から始まり、段階的にドリルや実践的なラリー練習へと進めていくことがポイントです。フォアハンド、バックハンド、オーバーヘッド、ネットショットそれぞれで特性が異なるため、バランスよくメニューに組み込みましょう。
また、正しいグリップと姿勢を常に意識し、ウォームアップで体調を整えることも重要です。練習スケジュールを計画的に組み立て、目標を立てて継続すれば、着実に技術が磨かれます。最新のトレーニングツールや仲間との練習も活用しながら、日々練習に取り組んでいきましょう。これらの練習方法を継続すれば、必ずストローク技術が向上し、試合での活躍につながります。
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