ジャージをいつ脱ぐのかということは準備ができているかということ

こんにちは。

バドイク担当の齋藤です。

新年度が始まりました。

学年があがり、新入生も入ってきて色々なことが変化する時期ですね。

また気温もだいぶ高くなってきて長野では半袖短パンでの練習が苦ではなくなってきました。

さて、今回は半袖短パンになる選手が増えてきたことによる選手の差について考えてみました。

 

 

ジャージを脱ぐ人、脱がない人


多くの場合、練習はウォーミングアップから始まり徐々に強度や量を増やしていくことでしょう。

暖かくなってきた最近の練習でのこと、練習開始30分が経ち選手を見ると

  1. 半袖短パンの選手
  2. ハーパンで上着を着ている選手
  3. 半袖で長ズボンをはいている選手
  4. 長袖長ズボンの選手

という4パターンにわかれていました。

 

これは二つの事項から成り立っていると考えられます。

それは

  • いつジャージを脱ぐのか
  • 上と下どちらから脱ぐのか

と言えます。

 

 

部内ランキングと男女でわけてみる


半袖短パンのグループ・・・男子に多い、ランキング上位クラスが目立つ

ハーパンで上着を着ているグループ・・・男子に多いが女子もいる、ランキング上位が目立つ。

半袖で長ズボングループ・・・女子に多いが男子もいる、幅広いランキングがいるように感じる

長袖長ズボングループ・・・女子に多い、ランキング下位グループや初心者が目立つ。

 

 

動きが大きく速い上位選手と動きが小さくてゆっくりな初心者


ランキング上位と下位で比べると動きのスピードと大きさに差が見られます。

ステップやフットワーク、素振りなどを行ったときに差が出やすく、上位選手は速くかつ大きく動くため温まるのが早くジャージを脱ぎ始めるタイミングが早いのではないでしょうか。

初心者は動きに自信がなかったりできなかったりすると動きが小さくなり結果的に体が温まるスピードも遅くなってしまっているのかもしれません。

 

 

心理的限界の違い


動きの大きさやスピードはできるできないだけでなく、やろうとするかどうかという気持ちの部分にも大きく左右されます。

そう。

練習のメニューは取り組み方次第で疲れ方が変わるということです。

全速力で動けば息もあがるしきついです。

スピードを抑えながら体力を持たせようと思えば調整できるものです。

キツイとわかっているけれどもスピードを上げることができたり、自らに負荷を与えられる選手はジャージを脱ぐタイミングが早くなると考えられます。

つまりは「自分を追い込めるかどうか」ということですね。

自分が「限界だ!」という状態をどの程度体験しているのかということが大きく影響しているのではないでしょうか。

 

 

予測①この練習をやったらこのくらいキツくなるだろうな


こういった予測ができている選手はジャージを脱ぐのが早いのではないでしょうか。

「10分走ったら・・・汗かくよな。走っているうちにジャージ脱ぎたくなるだろうな。よしジャージ脱いでおくか。」

といった具合です。

子どものころ持久走は寒いけどどうせ温かくなるから!と薄着で走らされたあれと一緒ですね。

このような予測ができる選手はすでに経験をしているのかもしれません。

「この前走った時は5分くらいでかなり熱くなったな。よしジャージ脱いでおくか。」

予測ができるというのは経験を積むことで予測の精度がましてくるのかもしれませんね。

 

 

予測②上着の方が脱ぎやすいから先に長ズボンを脱いでおく


フットワークやダッシュのセット間に慌ててバタバタしながらジャージを脱いでいる選手を見かけます。

きつくてゼーハーしながら脱ぐ長ズボンはめんどくさいものです。

そしてこういった経験をすることでこの選手は先にズボンを脱ぐようになることでしょう。

上着であれば脱ぎやすくセット間でも簡単に脱ぐことができます。

ランニング中に上着を脱ぎ捨てたり、ダッシュやフットワークのセット間に上着を脱いでいる選手は経験から先にズボンを脱ぐべしと心得ているのかもしれません。

(先にズボンを脱ぐのは単に動きやすいからといったタイプの選手もいると思いますが。)

 

 

おわりに


ジャージをいつ脱ぐのか、そしてどちらから脱ぐのかということを考えてきましたが様々な要素が絡み合っているように思われます。

まとめると、「準備ができているかどうか」ということになるでしょう。

これから自分を追い込む準備、熱くなる準備、練習を効果的にするための準備などなど準備ができている選手はジャージを脱ぐのが早く、尚且つズボンから先に脱ぐようになるかもしれません。

皆さんの周りの選手はいかがでしょうか?

意外な発見があるかもしれませんよ!!

また、できるだけ限界を引き上げるためにも「どうせ熱くなるんだから半袖短パンでやる」と決めておこなうのもまた良いのかもしれませんね。

 

ではでは今回は特にゆるい感じでお送りしてきましたが(え?いつもゆるいだろって!?)お付き合いいただきありがとうございました。

この件については引き続き調査をしていきます。

こんなふうに半袖ハーパンが似合う選手になりたいですね!

こんなふうに半袖ハーパンが似合う選手になりたいですね!

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齋藤 聡史バドミントンで社会共育

投稿者プロフィール

■ 生年月日:1985 年 12 月 23 日
■ 身長(cm) / 体重(kg):178cm / 70kg
■ 血液型:B型
■ 出身地:静岡県
■ 経 歴:入野中学校 → 湖東高校 → 天理大学
→ビーウェイ株式会社→総合型地域スポーツクラブ

中学時代は棒高跳びで静岡県5位入賞。
高校進学後に地域のクラブチームにてバドミントンを始めました。
大学にて生涯教育に出会い、バドミントンと生涯学習に興味を持ち、現在は総合型クラブにて社会体育活動の場と機会の提供に携わっています。

「地域の家づくり」を目標に青少年のバドミントン指導に注力しています。
バドミントンの競技力向上を通じて選手とともに勉強の日々!
信州の南側で活動しています♪

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