バドミントンのルールと反則完全ガイド【2025年最新版】

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ルール

バドミントンはラケットとシャトルを使う対戦スポーツで、相手コートにシャトルを落とせば1ポイントを獲得できます。1ゲーム21点制(3ゲームマッチ)が基本で、得点はラリーごとに入り、先に規定の点数を取った方が勝利となります。サービスや打球の際のミス、シャトルの位置などで反則(フォルト)が宣告されると相手にポイントが与えられます。この記事ではバドミントンの基本的なルールと代表的な反則の内容をわかりやすく解説します。

バドミントンのルールと反則 基本ガイド

バドミントンは1対1のシングルスや2対2のダブルスで行われる競技です。各選手(またはペア)はラケットでシャトルを打ち合い、相手コートに打ち返すことで得点を争います。1つのラリーが終わると必ず得点が決定し、先に規定の得点を取ったプレイヤー(ペア)がそのゲームに勝利します。

たとえば、相手がフォルトを犯してシャトルを落とせば自分に1点が入り、逆に自分がミスをすると相手に1点が入ります。攻守の切り替えが頻繁で、ラリーごとに得点が加算されるため、正確なプレーと反則回避が勝敗の鍵となります。

競技の目的と基本概念

バドミントンの目的は、シャトルを相手コートに落とすことでポイントを獲得し、相手より多くポイントを取ることです。試合はネット越しに行われ、攻守交替を繰り返しながらラリーを展開します。リングの代わりにラリーが1回決着するたびに必ず得点が入り、これが21点(2点差がつくまで延長)先取制のゲームの基本です。

公式ルールブックの概要

バドミントンの公式ルールは世界バドミントン連盟(BWF)が定め、日本バドミントン協会(NBA)が採用しています。シャトルコートの寸法、ネットの高さ、ラケットやシャトルの規格、ポイントの数え方、反則時の処置など、試合のすべてが詳細に規定されています。国際大会だけでなく国内大会もこれらのルールに基づいて運営されます。

反則(フォルト)の定義

バドミントンにおける「反則」(フォルト)とは、競技中にルールに違反した行為のことです。反則が宣告されると相手にポイントが与えられるか、サービス権が移ります。たとえばサービス時やラリー中に規定を守らなかったり、選手の行動がルール違反と判断された場合にフォルトとされます。後述するように、条件を満たさないサーブやシャトルがアウトになること、ネットに触れるなどさまざまなケースがフォルトに該当します。

バドミントンの基本ルール

バドミントンの試合は通常、3ゲームマッチで行われます。1ゲームは21点先取制(ラリーポイント制)です。最初に21点を先取したプレイヤー(ペア)がそのゲームの勝者となり、2ゲーム先取で試合全体の勝利が決まります。

21点同点(20-20)となった場合は2点差がつくまで延長戦となり、30点先取で勝敗が決まります。例えば、両者20点で2点差から試合は再開し、27-29の場合は29点目を取った側がそのゲームを制します。

試合形式・得点方式

試合開始時にコイントスでサービス権が決まり、ラリーのたびに得点が入ります(ラリーポイント制)。相手がフォルトを犯すたびに1点獲得し、自身がフォルトを犯すと相手にポイントが入ります。サービス側に関係なく、ラリーを制した選手に1点が与えられるため、一瞬一瞬のミスが得点に直結します。

シングルスとダブルスの特徴

シングルス(1対1)とダブルス(2対2)ではコートの使用範囲が異なります。シングルスではコート幅が狭く、サイドラインの内側までが有効コートになります。ダブルスではコート幅が広く、外側のサイドラインまでが有効ゾーンです。また、サービス時のロングサービスラインもダブルスでは後方に短く制限されます。ダブルスでは前後左右の連携が重要となり、シングルスよりも攻守の範囲が広がります。

レットとフォルトの違い

「フォルト」は反則で相手にポイントが入るケースですが、「レット」は競技をそのラリー分やり直す状態です。たとえばサービス後にシャトルがネットに当たっても相手コートに入った場合や、両者が同時にフォルトを犯した場合はレットになります。この場合はポイントは無効となり、サーバーが再度サーブを行います。通常のフォルトではプレーが終了してポイントが与えられるため、レットが成立する条件は限定的です。

サービスに関するルールと反則

サービス(サーブ)は各ラリーを開始する重要な要素です。次に挙げる条件を満たさないとフォルト(反則)になります。正しいサービスの条件と、サービス時によく起こる反則を確認しましょう。

正しいサービスの条件

サーバーはサービスコート内で両足を床につけ、静止した状態からサーブを開始します。サービスは腰(胴体の下端の仮想ライン)より低い位置でラケットのシャフトを下向きにして打たなければなりません。2019年4月からは「シャトルがサーブ時点で床から1.15m以下」であることが規定され、これを超える高さでサーブするとフォルトとなります。すべての条件をクリアした上でサーブが有効になります。

サービス時に発生する反則

サービス時に起こりやすい主なフォルトには、以下のようなものがあります。

  • サーバーやレシーバーが構えた際に片方の足でも床から離れて動く(フットフォルト)。
  • サーバーまたはレシーバーがサービス開始前にラインを踏んだり、超えたりしている。
  • サーブ中にシャトルを腰位置以上の高さ(または115cmルール超)で打つ。
  • ダブルスでサーバー側のパートナーがサービスを打った。

これらはいずれもフォルトとなり、相手にポイントが入ります。

スピンサーブ禁止の動き

新技の「スピンサーブ」(サーブ時にシャトルに回転を加える技術)は国際大会で注目されましたが、2023年5月にBWF評議会で暫定禁止が出されました。2023年6月から2024年9月(パリパラリンピック終了)までは公式ルールとして「サーブ時にシャトルをトスする際に回転を加えない」ことが明記され、スピンサーブが禁止されています。現在はどの大会でもスピンサーブは使用できず、通常のサーブ方式に戻っています。

ラリー中の主な反則

ラリー中にはシャトルの位置や打ち方に関してフォルトが宣告されます。代表的な違反例を以下に示します。

シャトルがコート外・ネットへの接触

相手コートの外側(境界線より外)にシャトルが落ちた場合はアウトとなりフォルトです。シャトルがネットを越えなかったり、ネットに引っかかった場合もフォルトになります。また、天井や壁、他コートのネットに触れた場合も反則です。ただし、境界線にシャトルがほんの少しでも触れた場合はイン(有効)となります。

シャトルが選手に触れた場合

相手のシャトルが味方を含むいずれかのプレイヤーの体や服に触れた場合はフォルトです。体のどの部位でも触れれば反則となります。ダブルスでは、自陣のペアが連続してシャトルに触れた場合もフォルトです。

キャリー・ダブルヒット

シャトルをラケットに乗せて持ち上げるように打つ「キャリー(キャッチ)」や、同じ選手が続けて2回シャトルを打つ「ダブルヒット」も反則です。ただし1回のスイングでラケット面とシャトル台に連続して当たるケースは許容されます。これらの動作はフォルトと判断されます。

プレーヤーの行動による反則

選手の接触や行動による反則にも注意が必要です。主な例を以下に挙げます。

ネットタッチとオーバーネット

ラケット、体、服などがネットや支柱に触れるとネットタッチでフォルトです。また、シャトルを打った後にラケットや体がネットを越えて相手コートに入るオーバーネットも反則になります。ただし、一度打ち終えてからのフォロースルーで自然にネットを越える場合は反則にはなりません。また、ネット下から手やラケットを伸ばして相手のショットを妨害する行為も禁止です。

故意の妨害や注意散漫

相手の正常なショットを妨害する行為(声を出す、影を作るなど)や、審判の指示に従わない行為、コーチや観客が不当な指示を出すなどで相手の注意をそらす行為も反則です。これらはフェアプレーに反し、フォルトだけでなく警告や失格の対象となることもあります。

不品行・遅延行為とペナルティ

暴言やラケット投げ、自分本位な時間稼ぎなどは不品行や遅延行為となります。これらは主審に警告され、改善しない場合はフォルト判定とともに相手にポイントが与えられます。繰り返すとレッドカードで失点、さらに悪質な行為になれば試合失格(失権)になる場合もあります。違反には厳正な処置が取られるため、マナーを守ってプレーしましょう。

最新ルール改正と今後の動向

バドミントンでは試合の娯楽性や安全性向上を目的に時折ルール改正が議論されます。2023年以降に注目された主な提案や変更点を紹介します。

スピンサーブ規制の経緯

2023年3月にポーランドオープンで話題になったスピンサーブは、強烈な軌道で返球困難なため「新たな魔球」と言われました。しかし同年5月、BWFは理事会で暫定禁止を承認し、2023年6月から2024年9月(パリパラリンピック終了)までサーブ時のシャトルに回転を加える行為を禁止しました。この期間は公式ルールで「シャトルを放す際に回転をかけないで打つ」ことが義務付けられています。2025年以降はこの規制は解除され、現在は通常のサーブが行われます。

サーブクロックの試験導入

試合時間の短縮やテンポ維持のため、BWFは2025年9月に2026年からの導入計画を発表しました。特定の大会で、サーバーがサービス準備を開始してから実際にサーブを打つまでを25秒以内に制限する「サーブクロック」が試験導入されます。選手は25秒以内に打たなければタイムフォルトとなりますが、ケガやコート整備の場合などは主審の判断で猶予が与えられます。この措置は賛否がありますが、遅延行為の防止と試合のテンポアップを狙っています。

スコアリングシステムの提案と結果

試合時間短縮のため、従来の21点3ゲーム制から11点5ゲーム制への変更案も過去に検討されました。2021年のBWF年次総会ではインドネシアとモルディブのバドミントン連盟が11点5ゲーム制への移行を提案しましたが、必要な2/3以上の賛成を得られず否決されました。現状では21点3ゲーム制が維持されており、今後も選手や協会の意見を踏まえながら検討が続く見込みです。

まとめ

バドミントンは一見シンプルに見えますが、サービス時やラリー中、選手の行動に関して多くのルールと反則規定があります。ここで解説したように、正しいフォームでサービスを行い、シャトルの扱いに注意することでフォルトを防ぐことができます。また不正行為や遅延行為は競技の質を損なうため、フェアプレーの精神を守ることが重要です。今回の内容を参考にして基本ルールと主要な反則を理解し、安全で楽しいプレーを心がけましょう。

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