高校生になってバドミントンを始めた初心者にとって、はじめてのラケット選びは重要です。適切な重量、バランス、シャフトの硬さなど、使いやすいラケットを選べば練習効率がアップします。本記事では、2025年最新情報をもとに高校生初心者向けに最適なバドミントンラケットの選び方とおすすめモデルを徹底解説します。また、初心者でも扱いやすい人気モデルの比較も紹介し、自分に合ったラケット選びの参考にしてください。
目次
初心者の高校生におすすめのバドミントンラケット
初心者の高校生がラケットを選ぶ際は、操作性を重視することが大切です。軽量で振り抜きやすい設計のラケットは、フォーム矯正やショットの習得をサポートします。ここでは、特に押さえておきたいポイントをまとめました。
- 初心者向けの4U~5Uの軽量ラケット
- 素早いスイングを助けるイーブンバランスまたはヘッドライト
- しなりがあって打球感がソフトなシャフト
- 握りやすい標準的なグリップサイズ(G4~G6)
- 1万円前後で性能と価格のバランスが良いモデル
上記のポイントを踏まえ、初心者でも扱いやすいラケットを選びましょう。
ラケットの重さとバランス
バドミントンラケットの重さは「U(ユニット)」で表され、数字が大きいほど軽く、小さいほど重くなります。初心者高校生には、振り抜きやすい4U(約83~88g)や5U(約73~79g)の軽量ラケットがおすすめです。軽量ラケットはフォームが安定せず力がまだ弱い時期でも振り抜きやすく、シャトルの初速を上げやすいメリットがあります。
ヘッドバランス(重心の位置)も重要です。初心者は力強いスマッシュよりもオールラウンドなプレーを身につける段階なので、操作性に優れたイーブンバランス(均等型)またはヘッドライト(手元重視型)のラケットが扱いやすいでしょう。例えばヨネックスの『ASTROX 33』は5Uの超軽量でありながらバランスはややヘッドヘビー寄りですが、一部のプロ選手が愛用する技術で初心者でも扱いやすく設計されています。
慣れてもっとパワーが必要になってきたら、3U(約88~93g)程度のやや重めなラケットに挑戦しても構いません。ただし2U(約93g以上)のラケットは高校初心者には重すぎることが多く、フォームが崩れやすくなったり手首や肩を痛める原因となるため避けるのが賢明です。
シャフトの硬さと打球感
シャフト(ラケットの柄部分)の硬さも選び方のポイントです。硬いシャフトは強いスマッシュ向きですが、初心者には弾力のある柔らかめのシャフトが適しています。シャフトが柔らかいとフォームが不安定でもシャトルに力が伝わりやすく、飛距離が出やすいという特徴があります。これにより初心者でもシャトルをしっかりコントロールしやすくなります。
実際、初心者向けモデルではシャフトのしなりを活かした設計が多く採用されています。ヨネックスの初心者向けナノフレアシリーズなどはシャフトが比較的柔らかく、スマッシュの打球感がマイルドですし、ミズノの『アルティウス07 LITE』も扱いやすい設計です。打球感がソフトなラケットを選ぶと、海羽音が優しく、初めて打ってもシャトルを飛ばしやすい感覚を味わえます。
グリップサイズの選び方
ラケットのグリップ(柄)の太さは「G」で表され、数字が大きいほどグリップ周径が太くなります。日本で流通するラケットではG4~G6が主流です。握りやすさは個人差がありますが、高校生初心者には標準的なG5(約2.5mm相当)がまずおすすめです。手が小さい人はG6(約2.3mm)を選ぶと細めで握りやすく、大きい人やしっかり握りたい人はG4(約2.7mm)も選択肢に入ります。
初心者のうちはグリップが極端に太い・細いラケットを使うより、世界の一般的なサイズであるG5かG6を選んで安定した握り心地を確保しましょう。実際に握り比べてみて、違和感なくコントロールできるサイズが初期の候補になります。
素材と耐久性
バドミントンラケットのフレーム素材は主にグラファイト(カーボン)や高弾性カーボンが使われています。初心者モデルでも高弾性カーボン複合のものが増えており、軽さと丈夫さを両立しています。安価な入門用ラケットではアルミやスチールもありますが、これらは部活動や試合での使用には向かず、耐久性や性能面で劣るためあまりおすすめできません。
部活動や大会を目指す高校生には、公認(検定)バドミントン用ラケットを選ぶのが安心です。安い2本セットのラケット(型番に「B4000」などが付く非公式品)は競技規則で使用不可のものも多いため、避けましょう。多少価格が上がっても有名メーカー製の公認モデルを選べば、フレームやガットの品質も比較的優れているので長持ちします。
高校生初心者に人気のブランドとおすすめモデル

国内外のバドミントンメーカーからは、初心者高校生に扱いやすいモデルが多数発売されています。ここでは代表的なブランドと、その中でも特に注目のラケットを紹介します。以下の表では重量やバランス、価格目安を比較していますので、選択の参考にしてください。
| モデル | 重量 | バランス | 価格目安 |
|---|---|---|---|
| Yonex Nanoflare 400 | 4U(約85g) | イーブン/ややヘッドライト | 約18,000円 |
| Yonex Astrox 33 | 5U(約75g) | ややヘッドヘビー | 約17,000円 |
| Wilson Fierce CX7000 | 4U(約83g) | イーブン | 約15,000円 |
| Mizuno Altius 07 LITE | 5U(約83g) | ヘッドライト | 約13,000円 |
上記のモデルはいずれも初心者が扱いやすいスペックで設計されています。重さやバランスを確認し、自分の体力や打ち方に合うラケットを選びましょう。
ヨネックス(Yonex)のおすすめモデル
バドミントン界の代表ブランドであるヨネックスは、初心者向けから上級者向けまで幅広く展開しています。初心者高校生にはナノフレアシリーズやアストロクスシリーズのエントリーモデルがおすすめです。前述の「Nanoflare 400」や「Astrox 33」の他、「Nanoflare 700」なども軽量で振り抜きやすく、シャトルがよく飛ぶ設計になっています。また伝統的なアークセイバーシリーズからも「Arcsaber 2i」が初心者〜中級者向けに使いやすいと評判です。
ヨネックス製ラケットには、素材に高弾性カーボンを多用しつつも衝撃吸収性を高めた最新技術が導入されています。2025年以降もモデルチェンジが継続しており、新色や改良版が発売されていますが、初心者の場合は少し型落ちしても性能十分な既存モデルを予算重視で選ぶのも賢い方法です。
ミズノ(Mizuno)のおすすめモデル
ミズノは日本のスポーツブランドで、打球感の良さに定評があります。初心者向けとしては「Altius 07 LITE」や「FOTIUS 60」など、軽量かつグリップのフィット感を意識したモデルがあります。特にアルティウス07ライトは5Uの超軽量設計とヘッドライトバランスで、連続スマッシュなどでも使いやすい点が評価されています。価格も抑えめでコスパが良いため、初めての一本として手に取りやすいでしょう。
ミズノのラケットはフレームに独自の加工を施しており、シャトルをとらえた時の反発力が柔らかく感じられるのが特徴です。初心者がフォームを固める練習に集中しやすい設計のため、部活動で長く使えるラケットを探している高校生に向いています。
ウィルソン(Wilson)・ビクター(Victor)など
そのほか、アメリカのウィルソンや台湾のビクターなど、初心者向けの人気モデルが揃っています。ウィルソンの「Fierce CX7000」は超軽量ハイテンション仕様のラケットで、4Uの軽さとイーブンバランスでスイングスピード重視のプレーヤーに好評です。ビクターは「Arrow Power」シリーズなどパワーとスピードにこだわったモデルを展開しています。
これらのブランドは知名度こそヨネックスやミズノほどではありませんが、海外メーカーならではの特徴ある設計が魅力です。実際にスポーツショップで試し打ちしてみると感触の違いが分かるので、店員や部員の意見も参考にしながら、自分に合った一本を選んでください。
予算とコストパフォーマンス

ラケット選びでは性能だけでなく予算も大きな要素です。初心者の高校生にはネット通販や実店舗で1万円前後で購入できるモデルが目安になります。高価な最新モデルは3万円近いものもありますが、最初の一本は多少古い型落ち品やセール品でも十分実力を発揮します。
逆にあまりにも安価なラケットは避けましょう。特に中古品でもないのに2本セットで数千円という製品は、部活動や試合で使用できないケースがあります(たとえば「B4000」「マッスルパワー」など)。こうした非公認モデルを選ぶと、高校総体など公式戦では使用不可となり、試合に出るには一本を無駄に買い替えるリスクがあります。
初心者向けの価格帯
初めてのラケットは1万円前後のモデルがおすすめです。この価格帯であれば、グラファイト採用のメーカー品が手に入ることが多く、性能と耐久性のバランスが良いものが揃っています。たとえば受検リア専用のスポーツ店や公式通販では、セールで1万5千円前後でナイロンシャフトの高品質ラケットが手に入ることもあります。
また、少し予算を上げて2万円前後のモデルにすると、有名選手使用モデルの安価版や、カーボン含有量の多い上位モデルが狙えます。予算に余裕があるならば将来の中級者以降も見据えて投資するのも一つの考え方ですが、初心者段階では必ずしも必要ありません。
安価なラケットのリスク
初心者向けとして売られている安価なラケットは、性能が安定していない場合があります。特に市販の2本セットで販売される組立品は、フレーム強度が低くガットが張りにくいため、おすすめできません。ガットの目が飛ぶ、水分や衝撃に弱いなど、破損しやすい問題が起こりやすいのです。
価格だけで選ぶと、すぐに買い替えるハメになることもあります。初心者の高校生こそ、最初の一本は検定品でしっかり作られたラケットを選ぶことで、安心して部活動や練習に取り組むことができ、結果的にコストパフォーマンスも高まります。
型落ちや中古品の活用
予算を抑えたい場合は、あえて旧モデルや中古品を検討するのも有効です。有名ブランドはモデルチェンジが定期的に行われるため、前年度モデルが値下がりしやすい特長があります。たとえば、ヨネックスの旧モデルは新品でもセール品として1万円台で購入できることがあります。
中古ラケットは状態をよく確認する必要がありますが、部品交換や再コーティングなどを行うリスクを承知した上で選べば、お得に質の良いラケットを手に入れられます。部活の先輩や専門ショップの情報を活用して、信頼できる中古品を探してみるのも一案です。
まとめ
高校生初心者がバドミントンラケットを選ぶ際は、軽さと扱いやすさを重視することが大切です。4U~5Uの軽量ラケットで、イーブンまたはヘッドライトのバランスを選ぶと素早い振り抜きが可能になります。シャフトは柔らかめのものを、グリップは手になじむ適度な太さを選びましょう。
おすすめモデルとしては、ヨネックスのNanoflare 400やAstrox 33、ミズノのAltius 07 LITE、ウィルソンのFierce CX7000などが挙げられます。どれも初心者向けのスペックで設計されており、高校生でも十分扱いやすい特徴があります。価格は1万円前後を目安に、安すぎる製品や非公認品には注意しましょう。
以上のポイントを参考に、実際に店頭で試し振りができる場合は是非試して感触を確かめてみてください。自分のプレースタイルや体力に合った一振りしやすい一本を見つければ、練習のモチベーションも高まり、上達がぐっと早くなります。
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