バドミントンでは、試合の得点を正確にコールすることが重要です。試合中はポイントが飛び交うため、スコアを明確に伝える必要があります。特に公式戦では審判が英語で点数を読み上げるため、初心者には戸惑うことも多いでしょう。この記事では2025年時点の最新ルールに基づき、バドミントンの基本的な得点ルールから得点コールの言い方までをわかりやすく解説します。
正しい用語と読み方を知って、快適に練習や試合に臨みましょう。
目次
バドミントンの点数の言い方:基本ルールとコール
バドミントンは 21 点先取制の 3 ゲームマッチで競われ、いずれかの選手(またはペア)が2ゲーム先取すると勝利となります。ポイントは「ラリーポイント制」で数えられ、サーブした側に関わらずラリーに勝った側が1点獲得します。
1ゲームは基本的に先に21点を取った側の勝利ですが、20対20の同点になった場合は2点差で勝敗が決まる「デュース」ルールが適用されます。30点先取制の上限もあるため、29対29まで続いたときは先に30点をとった側がそのゲームの勝者です。
- 21点先取、3ゲームマッチ(2ゲーム先取)
- サイドアウトなし、サーブ権に関係なくラリーに勝った側が1点
- 20-20になった場合は先に2点差で勝利(最長30点まで)
この基本ルールに沿って得点が進むため、まずはどのようにポイントが入るかを押さえておきましょう。例えば、21点目を取る前に20点同士の競り合いになれば、相手との差が2点つくまでゲームは続行されます。
得点方式: 21点先取・ラリーポイント制
公式ルールではどのゲームでも先に21点を取った側がそのゲームの勝者です。ここでいう「ラリーポイント制」とは、サーブをどちらが打ったかに関係なく、ラリーの勝者に1点が与えられる方式のことです。2006年以降の国際大会では全種目でこの方式が採用され、ポイントカウントがスムーズになっています。つまり、相手が返球できなかった場合やミスショットでネットに落とした場合、ミスでアウトになった場合など、ラリーに勝ったほうが必ず1点を得ます。
20-20以降のオールと延長
ゲーム中に20点同士の「20オール」になった場合、2点リードがつくまでゲームは続行されます。例えば20-20のときに1点先に取れば22点-20点でゲーム終了となりますが、もし弾みで21-21になればそのときに先に23点を取った側が勝者となります。つまり勝負が決まるまで最大30点まで続けられます。30-29の状況では次の30点目を取った側が勝利します。このデュースルールにより、一方が二度先取するとゲーム終了になる仕組みです。
ゲームポイントとマッチポイント
ゲームポイントとは、あと1点でそのゲームの勝敗が決まる状況のことを指します。1ゲーム目・2ゲーム目で片方が20点を取り相手よりも1点多い場合、次の1点でゲーム終了となるので「ゲームポイント」が宣言されます。試合が2ゲームマッチの場合、ある選手がすでに1ゲームを取っている2ゲーム目終了時はそのまま「ゲームポイント」、しかし第2ゲームでその選手が2ゲーム目も取れば試合終了になるため「マッチポイント」として区別することがあります。
試合中、審判は通常ポイントをコールしていき、ゲーム終了時に「Game」や「Match」などを宣言します。例えば「20対15」の状態でサーバー側が得点すれば「Twenty game point, fifteen」とコールし、続いて得点が入ると「Game」と言ってそのゲームを終了します。第2ゲームで試合が決まる場合は「Match point」として呼び方を変えても構いません。
主審の得点コールのポイント

バドミントンの主審はスコアシートに得点を記録しつつ、試合中の得点をコール(読み上げ)します。ポイントを聞き取りやすく伝えるために、審判独特の言い回しやルールがあります。まず第一に、スコアの呼び方は基本的に英語です。このため海外審判と共通の「英語用語」で点数を発音していきます。例えば0-0は「Love-All(ラブオール)」、1-0は「One-Love(ワン・ラブ)」と読みます。
重要なのは、レシーバー側(非サーバー側)がポイントを取ったときです。この場合「サービスオーバー(Service Over、サーブ権交代)」と付け加えてコールします。サービスオーバーが入ることでサーブ権交代を明示し、その後に得点を読み上げます。例えば0-1から1-1になった場合は「Service Over, One-All(サービスオーバー、ワン・オール)」と実況するわけです。
※ 公式の試合では、基本的にスコアコールは英語で行われます。特に大会やリーグ戦では全国・世界共通のルールが適用されるため、「ラブ(Love)」「オール(All)」など英語の表現を覚えておくと安心です。
スコアコールは英語で行う
試合中の点数コールは、バドミントン協会の競技規則にも記載されていますが、日常的には英語のルールをそのまま使用します。0点は「ラブ」、1点は「ワン」、2点は「ツー」…10点は「テン」、20点は「トゥエンティー」といった具合に英語の数詞を使って発音します。英語独特の「ラブオール」「スリー・オール」といった呼び方になれる必要があります。なお1ゲーム目や2ゲーム目が終了する際は「Game」という語でゲームの終了を宣言し、試合が決定する終了時には「Match」を使います。
サービスオーバーとサーバー交代
サーブ権が変わる状況では、必ず「Service Over(サービスオーバー)」とコールします。これは審判がサーブ権交代を宣言する合図で、その後に新たなサーバーの得点呼びを行います。
例えばサーバー側が3点、レシーバー側が5点の状態でレシーバー側が次の1点を取ると、点差は3-6になります。このとき審判は「サービスオーバー スリー、シックス(Service Over, Three-Six)」とコールします。現在のスコアと並べて「前者(サーバー側)の得点、後者(レシーバー側)の得点」の順で発音する点付けが基本です。
ゲームポイントとマッチポイント
ゲームが終盤になると「ゲームポイント」「マッチポイント」という言い方が出てきます。1ゲーム目の終盤や2ゲーム目でもう1ゲーム取れば勝敗が決まる場面ではポイント呼びに「Game point」または「Match point」を加えます。
例えば第1ゲーム目で20-18のときは「Twenty game point, Eighteen」と宣言します。第2ゲーム目で1-1のセットオールから20-18になった場合、決勝点になる可能性があるので「Twenty match point, Eighteen」と呼びます。どちらも点数をコールした後に「Game」または「Match」で試合終了をコールします。
英語と日本語の呼び方

バドミントンの得点コールには英語圏で使われる独特の表現が多数含まれます。ここでは英語の数字の読み方や「ラブ」「オール」といった用語の意味、日本語での呼び方例などを見ていきましょう。
英語での数字表現
審判は得点を英語の数詞で読み上げます。0は「Love(ラブ)」、1から15までは「One、Two、…、Fifteen」、20は「Twenty」、21は「Twenty-One」などです。30点に達した場合は「Thirty」と読みますが、公式のゲーム終了は30点が上限になるため31点は出ません。得点呼び出しの例を次の表にまとめます。
| スコア | 審判の英語コール | 日本語 |
|---|---|---|
| 0-0 | Love-All, Play | ラブオールプレー |
| 1-0 | One-Love | ワン・ラブ |
| 1-1 | Service Over, One-All | サービスオーバー、ワン・オール |
| 3-3 | Three-All | スリー・オール |
| 20-15 (ゲームポイント) | Twenty game point, Fifteen | 20対15(ゲームポイント) |
| 20-20 | Twenty-All (Deuce) | 20オール(デュース) |
※「Play」は「試合を開始してください」「プレーを続けてください」という合図です。ゲーム開始時やインターバル終了後に付け加えてコールします。
特殊用語「ラブ」「オール」の意味
英語の得点コールではいくつか独特の単語が使われます。0点は「Love(ラブ)」、同点を表すのには「All(オール)」を使います。例えば5-0は「Five-Love(ファイブ・ラブ)」、5-5は「Five-All(ファイブ・オール)」となります。日本人には馴染みのない言葉ですが、テニスと同様の慣習で使われます。ラブはLOVE(愛)ではなく、廉価版の意味から「ゼロ」を表すスラングとされています。
ゲーム開始時の0-0は「Love-All, Play(ラブオールプレー)」とコールします。また試合中にサーバー側が0から得点したら必ず「Love」が相手側の得点として付きます。例えば相手が0得点のまま自分が3点目を取ると「Three-Love」です。
日本語での表現例
日常的には、日本のプレーヤー間で日本語の数字をそのまま使うこともあります。しかし公式戦や審判コールでは英語の表現が標準となります。それでも日本語で覚えておきたい場合は、英語コールと対応付けて学習しましょう。例えば「One-Love」は「1-0」、「Service Over, One-All」は「1-1(サーブ権交代)」と理解できます。
練習時などに仲間同士で簡単に言う場合は「1-0」「2-2」など日本語で数字を読むだけでも伝わりますが、正式な場では先述の英語コールを使うのが良いでしょう。
初心者向け: 点数の呼び方練習例
ここではよくあるスコア例を挙げて、審判がどのようにコールするか見てみましょう。実際の試合をイメージしながら練習してください。
- 0-0:スタート時は「ラブオールプレー」とコールします。
- 1-0:開戦後にサーバー側が得点したら「ワン・ラブ」と言います。
- 1-1:レシーバー側が得点したら「サービスオーバー ワン・オール」とコールします。
- 3-3:同点になったら「スリー・オール」です。桁違いの数字だけ読み上げ、最後に「オール」を付けるのがポイントです。
- 20-18(ゲームポイント):例えばサーバー側が20点で相手18点の場合、「トゥエンティーゲームポイント・イエイティーン」とコールします。(相手18点は英語で)
このように、各スコアに対応した英語のフレーズを覚えるとスムーズに得点読みができます。サービスオーバーが入るときやゲームポイントの呼び方に注意して練習しましょう。
まとめ

バドミントンの点数の言い方は、基本ルールを押さえた上で英語で読み上げる慣例を理解することが大切です。21点先取の3ゲーム制や20オールでのデュースルールを覚えたら、あとは「One-Love」「Service Over」「Game Point」などキーとなるフレーズを練習しましょう。
得点コールに慣れていれば、試合の流れを正確に把握でき、審判の仕事もスムーズになります。正しい呼び方を身につけて、実戦でも自信をもってコールできるようになりましょう。
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