バドミントンの試合で正確かつスムーズに得点を伝えることは、選手・審判・観客すべてにとって重要です。サービスオーダーやコール方法、ポイント発表のタイミング、公式用語などを理解することで、試合中の混乱を避け、フェアで熱い展開が保証されます。この記事では得点の言い方に焦点を当て、初心者から上級者まで安心して使える表現やルールの基準を詳しく解説します。
目次
バドミントン 得点 言い方の基本とルール
まずはバドミントンの得点の言い方で押さえるべき基本的なルールや重要ポイントについて解説します。試合形式・ポイントの獲得・サービスオーバー時の得点伝達・試合の勝利まで、公式ルールに沿った言い方を理解することが、正しい得点発表の第一歩です。
ラリーポイント制度とゲームの勝利条件
得点はラリー制で、どちらがサーブしていてもラリーを制した側にポイントが入ります。通常は21点を先に取るとゲーム獲得ですが、20点同点の場合は2点差が必要となり、例えば22-20などが必要です。29-29となった場合、30点を先に取った側が勝者となる規定があります。これは公式規程で定められているルールであり、最新情報に基づいています。
サービスオーバーとサーバーチェンジの表現
サーバーのサービス権が失われ、新たに相手側がサーブする場合には「Service over(サーヴィス オーバー)」とコールされ、その後新サーバーが先にそのゲームまたはラリーのスコアを発表します。審判員はサービス変更時には必ずこの表現を用い、試合の流れを明確にします。これもルールで定められている公式用語です。
インターバル・チェンジオブエンズと得点の呼び方
試合中、特定の得点(例えば3ゲーム制の場合の第3ゲームで11点)に達した時点でプレイヤーがコートを入れ替える「チェンジオブエンズ」が行われます。インターバルと呼ばれる休憩時間と同時に、審判はコールで「interval, change ends」や「interval, play」といったフレーズを使って得点を発表し、その後プレイを再開するために「Play(プレイ)」と指示します。
得点言い方の実例:公式マッチで使われるコール

実際の試合で審判や選手がどのように得点を言うのか、公式マッチで使われるコール例に沿って説明します。英語表現が中心ですが、日本語での伝える場合の工夫も併せて紹介します。
スコアの呼び方:サーバー側が先
得点を発表する際、必ずサーバー側のスコアを先に伝えます。例えばサーバーが10点、レシーバーが8点の場合「Ten-eight」といった具合です。サーバーが得点してサービスを続ける場合も、失った場合もこの順序が守られます。これは公式ルールで強く定められており、誤解を防ぐための基本です。
ゼロ(0)の表現方法とスコアの始まり
試合開始時や得点が「ゼロ」の場合は「Love」を使います。「Love-all」で「0-0」の状態、あるいは双方が同点(例えば3-3)などの際に「Three-all」という具合に使われます。この用語はテニス等からも影響を受けた表現であり、国際試合でも公式アナウンスで使用されることがあります。
ゲームポイント/マッチポイントのコール
ゲームの終盤で勝利が迫った局面では「Game point」、「Match point」といったコールが入ります。例えば20-19の状態でサーバー側がポイントを取ればゲーム終了になるとき、「Game point ten-nine」のように呼びます。公式の中継や大会で試合の緊張感を伝えるために重要な表現です。
日本語での得点コールと伝え方の工夫

英語が中心の公式表現を日本でそのまま使うこともありますが、日本語環境では日本語で伝える方が明瞭になることがあります。日本語での得点言い方のポイントと、審判・プレイヤー間で混乱しないための工夫を紹介します。
日本語でのスコア表記と呼び方例
日本語では「10対8」「0対0」のように数字で表現するのが基本です。また公式試合では英語の「ラブ」をそのまま使う場合や、「ゼロ」と言うことが多いです。「ゲームポイント」「マッチポイント」などの英語混じりの用語も使われることがありますが、聴衆に合わせて使い分けると良いでしょう。
サービスオーバーの日本語コール
「サービスオーバー」という英語表現をそのまま使うことが多いですが、「サービス権交代」のような日本語表現を補足することで理解が深まります。例えば「サービスオーバー、スコアは新しいサーバー側が〇対〇」のように言うことで、どちらがサーブを取ったかが即座に明確になります。
インターバル・チェンジオブエンズの日本語対応
「インターバル」と「チェンジエンズ」という言葉も英語のまま使われることが多いです。日本語環境では「休憩」「コート交換」という訳語を並用することでよりわかりやすくなります。例えば「休憩・コートを入れ替えます、スコアは〇対〇」のように伝えると聴衆・選手ともに理解しやすくなります。
サービスオーダーと得点コールのタイミング
サービスオーダーおよび得点発表のタイミングは試合の流れに大きく影響します。いつスコアを宣言するか、コールが遅れた場合の対応、審判から見てのベストプラクティスについて詳しく解説します。
サービス前のコール義務とタイミング
公式試合では、サーブを打つ前に得点を呼ぶことが義務付けられています。審判は「サーバー側の得点」を先に言い、その後でレシーバーの得点を伝えます。このコールがサーブの動作より前に完全に行われなければならず、サーブ動作中やサービスと同時にコールすることはフォールトとなる場合があります。
サービス権が移るときのコール方法
サーバーがラリーを失ったり、サーブ権が相手に移るときには、「Service over」という呼びかけの後に新しいサーバーの名前やスコアを発表します。これによりサービスオーダーが観客や選手に明確になります。英語でそのまま「Service over, score is …」という方式が一般的です。
ゲーム間・インターバル後の“Play”コール
ゲームの途中でインターバルやコート交換がある場合、その前後で審判は得点コールを行い、インターバル終了後には必ず「Play」というコールで試合を再開させます。この“Play”という指示は、休憩やコート交換が終わり、準備が整ったことを示す明確な合図とみなされます。
よくある混乱と正しい対応方法

得点の言い方にはさまざまな混乱がつき物です。誤呼び、聞き間違い、サービスオーダーの混乱などが起こりがちです。それらを防ぐ工夫と、トラブル時の対応例を具体的に示します。
スコアを呼ぶ順序の誤り
サービス側のスコアを先に言わなければならないという基本を間違えてしまう例が散見されます。「受けて側のスコアを先に言ってしまった」などです。こうしたミスが起こった場合、審判は訂正を求められれば正しい順序で再度呼び直し、今後のコールで順序を徹底するよう注意します。
聞き取りにくさによる混乱の防止
ボール音や観客の声等でコールが聞き取れないことがあります。審判/サーバーは明瞭な声量で、はっきり発声することが必要です。また、観客や選手側もコールを聞き漏らしたら「スコアは?」など確認を促すことがルールで妥当に許されている行為です。
非公式・練習試合での簡易表現の注意点
練習試合やクラブ内会などでは「10-8」「こっち先」「あっちサーブ」などの簡易な言い方が用いられます。公式試合に比べて自由だが、公式大会に出る選手は公式用語を意識して使う練習をしておくことが望ましいです。観客や審判に誤解を与えないためです。
国際大会・BWF公式語彙における発表例
バドミントンの国際大会では、BWFが定める語彙(Vocabulary)が公式語として使われます。これらの語句を知っていることは観戦・大会でのアナウンスを理解するうえで役立ちます。公式の語彙例と実際のコール例を挙げてみます。
Vocabularyに含まれる公式用語
BWF語彙には「Service over」「Fault」「Game」「Match」「Interval」「Change ends」「Play」などが含まれ、これらは公式マッチで標準的に使用されます。この語彙は試合の透明性を保つために全ての大会で共通であることが期待されています。
発表例:ゲーム開始時
ゲームの最初には「Love-all; Play」というコールが入ります。これは「ゼロ対ゼロ、プレイ開始」の意味です。また、2ゲーム目・3ゲーム目が始まる際にも「Second game; Love-all; Play」や「Final game; Love-all; Play」という表現で明確に示されます。
発表例:ゲーム終了時とマッチ終了時
ゲームが終わるときには「Game won by ◯◯, score 21-18」などのコールがあります。マッチ全体が終了したときには「Match won by ◯◯, games won 2-1」などと審判が発表します。英語発表での選手名や国名が入ることがありますが、スコアの伝え方に共通する形式です。
まとめ
バドミントンでの得点の言い方は公式ルールや語彙に基づく正確さが求められます。サーバーのスコアを先に発表すること、サービスオーバーのコール、インターバル・コート交換後の“Play”などが重要な要素です。日本国内では日本語を併用した表現も混ざりますが、公式マッチでは英語語彙の理解が不可欠です。
公式語彙を覚えておけば、選手としてだけでなく観戦や審判の場でもスムーズにコミュニケーションできます。練習試合から公式試合まで、正しい得点コールを使うことで試合が一段とクリアでフェアになり、お互いの理解と感激が深まります。
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