こんにちは。
暑い日が続きますが皆さんのバドミントンライフはいかがでしょうか??
私はと言えば指導ばかりでたまに身体を動かすと熱中症になる始末(/_;)
いきなりのキツイ運動は身体によくないですね。
暑い時の運動には充分気をつけましょう!!(私がですね)
さて、前回はコミュニティスクールの3要素「学校・地域・家庭」についての内容でした。
今回はコミュニティスクールでの活動(いわゆる社会体育というやつです)と部活動はどんなところが違うのか。
私がなぜコミュニティスクールでの活動が良いと感じているのかをお話します。
部活にならないの?問題
この言葉は指導者として関わっているチームの保護者の方々から良くきかれる言葉第一位ではないかと思います。
この言葉が私にはとても引っかかるんですね。
そして
「社会体育のままの方が良くないですか・・・?」
と毎回思うわけです。(学校の先生ごめんなさいm(__)m)
さてなぜそう思うのか!
ということを整理してみます。
私が指導にあたっているチームは社会体育(生涯教育的に社会体育とは学校体育以外の体育活動全般のこと)での活動です。
学校体育(学校部活動)と何が違うのよ?
ということを簡単に整理すると
- 学校管理下ではない。
- 学校の先生がいなくても活動できる。
- 学校区にとらわれない活動ができる。
といったところでしょうか。
一つずつ違いを整理します。(今回は長くなりそうな予感です)
学校管理下ではない
つまり活動するにあたって学校はなんの関係もありませんよ!ってことです。
逆に学校管理下の場合、責任は学校にあります。
つまり社会体育の場合は、学校の先生以外に責任者が必要!ということです。
それ誰よ!?
おそらく地域の指導者、選手の保護者などが責任者になってくるでしょう。
難しい部分ですが、学校の先生が勤務時間外に「地域の指導者」として社会体育活動をおこなうこともできます。
先生がいなくても活動できる
学校部活では学校に責任がありますので基本的には学校内での活動で先生がつくと思います。
顧問の先生がいないと練習ができないと言っても良いのではないでしょうか。
そのために副顧問の先生がいたりといった配慮もありますが、学校の先生が激務と言われている要因の一つであるような気がしています。
社会体育では様々な対応が取れます。監督が不在の場合でも保護者会が当番で練習を見守ったり学校以外の体育施設での練習も比較的自由におこなうことができます。
これは極端な話ですが、「なんでもできてしまう」ということでもあり、チームの方針や監督の方針、組織としての完成度が重要になることでもあります。
また、学校の先生の競技に対する経験や知識、またスポーツへのやる気も活動には大きく影響を及ぼします。
熱心な先生が異動になった途端に弱くなってしまうというのは良く聞く話ではないでしょうか。
学校区にとらわれない活動ができる
学校部活動は学校管理下です。(しつこいようですが)
ですので基本的に他校の部活動に勝手に参加することはできませんよね。
先生同士が話合いを持って先生が引率のもと合同練習や練習試合をおこなっているものと思います。
社会体育では学校区にとらわれずに活動ができるため、一つのチームに複数の学校に通う子どもたちがいても良いわけです。
バドミントンは個人戦があるのでこのような活動形態がとりやすいわけですね。
社会体育でのチーム運営をおこなうということは他校に、「バドミントンをやりたい!」と思っている生徒がいる場合の受け皿となれるわけです。
これには他の問題もあるので良い面だけではないのですがそこらへんはおいおい・・・
さて、学校部活動と社会体育の違いから考えてきましたが社会体育での活動の魅力を良いようにまとめます!
- 監督や保護者会等の責任者がいればいくらでも活動ができる!
- 安定した指導を受けることができる!
- 地域のバドミントンを盛り上げることできる!
いかがでしょう?
良いことばかりですよね!!
なんせ良いように書いているので(^_^;)
なぜ、こんな良いことばかりの社会体育なのに保護者の方から、
『部活にならないんですか?』
という言葉がきかれるのか・・・
それは
『大変だから』
だと思います。
社会体育は良いことばかりでなく、良いことの裏にとても大変なことがあるのです。
そんなわけで今回はこんだけ書いといてこれかい!
という内容ですが、次回は「部活にならないの?問題」について保護者の負担をどう考えるかということについて考えてみたいと思います。
今回もお付き合いいただきありがとうございます。