みなさんこんにちは。
西澤です。
今回は股関節の前側。いわゆる鼠径部のあたりに関しての痛みがある方のお話をしたいと思います。
実際バドミントンの現場では腰痛、肩痛に次いで多いのかなとも思える部位と感じます。
運動連鎖の関係上、肩~腰~股関節への負担は考えられるところですが、、、、
お題のGroin painなのですが広義の意味での鼠径部痛症候群と呼びます。
ざっくり股関節が痛い。
と言っても原因はさまざま。断定できないような場合はグロインペインに属されます。
治療等のアプローチも細かく言えば変わりますが大半は柔軟性と筋力性(安定性、協調性)などが求められます。
股関節ってどんな形しているの?
って聞かれたらなんて答えますか。
普通に考えれば丸いお皿に大腿骨頭がはまっている感じ。という感じでしょうか。
正常であれば寛骨臼という部分が骨頭の4/5を包んでいるような形になります。
関節周辺の軟骨、それを更に補う、関節唇という淵のようなものも重要ポイントとなります。
頭の中に骨格がインプットされていると結構助かることが多いと思うので画像を載せておこうと思います。
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そしてGroinpainの種類ですが、
①骨折
②関節炎
③筋損傷
④腱障害
⑤その他
などが挙げられます。
たとえば付け根の奥が痛いなど、同じような症状であっても大腿骨頭や恥骨、坐骨の疲労骨折も考えられますので注意が必要となります。
もちろん原因がはっきりしているものであればいいのですが、なかなかそうはいかないもの。
原因や病歴をさかのぼれば、産まれた頃や幼少期も大事な要素になります。
筋腱損傷や先天性の股関節脱臼があったり、臼蓋形成不全、があったりなどでも変わります。
心配な方は自分の親などに、病歴があったかなども聞いておくといいと思います。
いろいろと不安を抱えるところですが、8~9割の方はリハビリで回復します。
まずは原因をさかのぼってみましょう。
ではでは。