こんにちは。
西澤です。
今回は体幹についてもう少し詳しく書いてみようと思います。
たぶん退屈になる方も多いと思いますが、興味のある方は見ていただけると幸いです。
ざっくり体幹と言っても内側、外側の筋肉があります。
外側には脊柱起筋、腹直筋、内、外腹斜筋というものがあります。
これらをグローバルシステムといい、
動き(モビリティ)、安定性(スタビリティ)のために働きます。
その奥にあるのがローカルシステムといい、
背骨と骨盤を支える多裂筋、
体幹を回旋させる腹横筋、
骨盤内蔵器を支持する骨盤底筋群
などがあります。
しかしながら大体の方がグローバルシステムしか使えてない場合が多く、
疲労し、硬くなり腰痛を起こす引き金になります。
ということは・・・?
体幹トレーニングって負担になる場合があるということ?
ここで、「おい、さんざん紹介しといて何言ってんだよ」と思いになる方もいらっしゃるかと思いますが、
そこでエビデンス調査をしたところ、いわゆる体幹をリハビリに行った場合と水泳やその他の運動でリハビリを行った場合とでは、
体幹を行ったほうが疼痛除去につながるデータが出ているようです。
ということからも、体幹はしっかりスタビライズさせるということが重要となるのですね。
大体の方がきついと効くという誤解を招きがちなトレーニングですが、
ローカルシステムの筋群は仰向けに寝た状態で両膝を立ててから腰の反りを無くすように力を入れていただくとスイッチが入りやすいです。
徐々に弱刺激のスタビラを行ってください。
そこからレベルを上げることが重要です。
ではではこのあたりで。