みなさんこんにちは。藤本 ホセマリです。
近年、私の同年代あたりの世代でアキレス腱断裂者が続出しています。
つい先日も同世代の私の友人が。。。
バドミントン選手ではかなりポピュラーな怪我でもありますが、切ってしまうとバドミントンが出来なくなるだけでなく、生活にも支障が出でしまうので結構やっかいです。
私が思うに、30代は早く動けるという頭のイメージと実際の身体限界とのギャップからケガしやすい人が多いんだと思います。
実際、毎年シニア大会でアキレス腱を切るのも30代〜40代がほとんどですし。
そんな私も、実は6年前に右のアキレス腱を切りました。。。
※ちなみに右利きの人が右足のアキレス腱を切るのはレアです。
切ってしまった経緯を話すと長いので割愛しますが、当時愛知で行われたシニア大会の30歳以上シングルス準決勝ファイナルの中盤で切れました。
切った瞬間は身体の中から「ボコッ」と音がしたのですぐに分かりました。
その後は。。。愛知の病院で応急処置をし友達の車でどうにか東京まで運んでもらいました。大荷物だと一人じゃ運べないので、家に帰るまでも結構大変でしたね。
次の日すぐに入院し、2日後に手術。
アキレス腱断裂の治療法は大きく2つに分けると、
「手術療法」と「保存療法」があります。
これは「手術をしてくっつける」か「自然とくっつくのを待つ」かの違いです。
詳しくはこちらに!
http://www.app-japan.com/achillesken/#s08
医者からは手術した方が早く治ると言われたので私は手術しました。
術後は約1ヶ月のギプス&松葉杖生活が待っていました。
とは言え早く治したかったので、どうやって早く治そうか考え色々聞いた結果、私は「加圧トレーニング」で治そうと思いました。
加圧トレーニングというのは簡単に言うと、
1、腕や足の根本を適度な圧力で縛って血流を遅くする。
↓ ↓ ↓
2、その間にトレーニング(10分程)をして一気に乳酸を溜める。
↓ ↓ ↓
3、ベルトを緩めて血流を解放する。
↓ ↓ ↓
4、通常のトレーニングよりたくさんの成長ホルモンを脳から全身に送り出すことができる。
↓ ↓ ↓
5、成長ホルモンの働きにより怪我を早く治る。
というもの。
※ただし、注意事項も多いので要チェック!!
詳しくはこちらに!
http://kaats.biz/what/mechanism.html
もちろん、怪我を治すだけでなく衰えた筋肉も鍛えられるというのは大きなメリットでした。
しかし当時、加圧トレーニングがまだ最新トレーニングで、加圧ベルトが高額(約5万円程)でとても買えるものではありませんでした。
しかし、加圧ベルトの構造はいたって簡単!
だったら作ってしまえ!!
と言う事で2000円程の材料費で作成しました。笑。
でも今、自作は薦めません。。。約8000円程で加圧ベルト買えますし。
加圧トレーニングの良いところは軽い負荷でも十分に効果があるということ。
トレーニング時はもちろん、ギプスが外れた後は毎朝の通勤で駅まで自転車で行くときに着けたり、歩くときに着けたりもしました。
その効果もあってか半年後には試合にも出れました。でもちゃんと足のリハビリをしなかったので、バドミントンはできても無意識に右足をかばってしまい、筋力バランスの崩れから、腰や両膝が痛くなって大変だったし、右足のふくらはぎの筋力も元に戻るまで2年程かかりました…汗
切った人はちゃんとリハビリすべし!これ絶対ですね!
あと、私は患部用のサポーターは着けませんでした。
おそらくサポーターに頼ってしまうとサポーター無しではバドミントンが出来なくなり練習の度に忘れるのが嫌だったからです。笑。
最初は恐る恐るでしたが、でも今では何にも気になりません。
こうして、無事にバドミントンの復活は出来ました。
切った後はかなり大変でしたが、今となっては良い思い出です。
皆さんも本当にケガには注意して下さいね!
特に35〜45歳の人!!笑
ではまた来週!