春の訪れを告げる花粉症で毎日鼻水とくしゃみが止まらない日々です。
皆様はいかがお過ごしでしょうか。
さて、今回は合同練習に参加してきたときのお話。
先日、長野県の強豪チームに合同練習をお願いし、参加してきました。
そのチームの特長は地域で一貫指導をおこなっており、時には高校生から小学生までが一緒になって練習しているということです。
今回お邪魔したときは高校生と中学生が一緒に練習をしていました。
そんな中、私が連れて行った中学生はほとんどが中学校からバドミントンを始め、1年生にいたっては経験年数1年未満の初心者もいました。
練習になかなかついていけず・・・な状態の中、強豪チームのメンバーがこちらの中学生に丁寧に指導をしてくれたことが印象的でした。
もちろん自分たちも練習しながらです!
半面オールロングをしていた時の事。
中学生どうしで打っているのを見ていると・・・
「クリアーが浅いからもっと奥まで飛ばして!」
「打ったら次だよ!」
相手チームの選手がたくさん声をかけてくれていました。
強豪チーム同士でも常に声を掛け合い練習をしている姿が見られます。
ここのチームでは日常的に選手同士で教え合っているんですね!
相手に教えるという事を整理してみます。
① 一緒に練習をしている相手のことをよく見ている。
② その相手のバドミントンの弱点や課題に気付く。
③ どうすれば良いのかという解決案を出すことができる。
こんな感じでしょうか。
これ、バドミントンの試合中においてもとても重要です!
① 相手をよく見ている。
自分のことだけで精一杯では相手のことは見えません。
相手とシャトルを打ち合うわけですから、相手を観察する力が必要です。
② 相手の弱点や課題がわかる。
相手を見て気付くということは違いや変化を察知する力です。
相手の得意な球や苦手な球を把握すれば戦い方が見えてきます。
③ 解決案を出すことができる。
相手の得意な球や苦手な球、狙いを把握し対策を立てるということです。
きっと試合中は皆やっていることですよね!
これらができるということはバドミントンのことを理解しているということです。
そして人に教えるということは自分が理解していなくては伝わりません。
教わるだけでなく、選手同士が教え合う環境というのは選手の理解力向上につながり選手のレベルアップに非常に有効なんですね。
ではでは今回はこのへんで