皆さんこんにちは。
今回は前回に引き続き内反捻挫についてなのですが、
前回、底屈位では制動力が劣るとお伝えした通りですが、さらにそれを補強する靭帯が、前距腓靭帯と言う靭帯です。
ですが残念ながらこの靭帯。
脆弱である為に、損傷しやすい。。。
なので、内反捻挫してしまうと大半がこの靭帯の損傷。
場合によっては剥離骨折も無くはありませんが。
この画像のようにパンパンに腫れた経験のある方も多いのでは?
…見てるだけで痛々しいですね。
そして経験者は嫌だなぁ〜という感覚も芽生えるかもしれません。
それはトラウマ?
もちろんマイクロトラウマともいい、再発防止に努めなければ精神的にも、いいパフォーマンスまで持っていけません。
克服する努力も必要ということですね。
しかしながら、病院へ行く暇がない。
今更行きにくい。
など理由は様々お持ちであるかと思います。
私ども医療従事者はまずは、
どの怪我も腫れを最小限にとどめることを優先します。
腫脹が出てしまうと固有受容器という感覚の司令塔が崩れるとともに治りにも遅れが生じます。
そこで、rice処置。
聞いたこともある方も多いですよね。
ちなみに
Rest………………安静
Icing………………冷却
Compression……圧迫
Elevation…………挙上
Support……………サポート
最後にサポートという部分も足すのが普通になって来ました。
テーピングなどはやる方が多いですよね。
私も現場では冷却をし、圧迫も兼ねてテーピングをしてしまいます。
ですがただ圧迫すればいいかと言うと別問題。
血流を妨げてしまっては元も子もない話。
テーピング方法はまた次回にさせていただき、
アイシング例としてこちら。
もちろん氷のうがあったり、アイスパックがあれば構いませんが、ビニール袋へ氷水が有効であります。
なぜかと言うと、温冷には湿性と乾性とがあり、湿性の場合は皮膚と冷器具の間に湿度が生じ、凍傷防止になりますが、乾性の場合は皮膚との間に、霜が生じる可能性が高まり、凍傷のリスクが上がります。
こういった面でも、なるべく湿性の方が初心者としては安全です。
慣れている方もアイシングは20分程でいいかと思いますので、覚えておいてはいかがでしょうか?
ではでは脱線気味でしたが次回もよろしくお願いします。
西澤