・バドミントン競技の歴史の中で 最も古く、権威の高いトーナメントが
The All England Open Badminton Championships(全英オープン) であることはご存知のことと思います
その歴史についてちょっと、、、
1898年 England の Guilford で開催された世界最初のバドミントントーナメントが大成功のうちに終わったことで、毎年開催されるようになりました。
1899年までは 男子ダブルス、女子ダブルス、ミックスダブルスのみの開催で、男女シングルスは1900年以降に開催されることになります。
この2回の大会は、Badminton Association Tournament と呼ばれていましたが その後World Badminton Championships(非公式ながらバドミントンの世界選手権) と呼ばれるようになりました。
その後、1977年に 世界的な団体としてinternational Badminton Federation(国際バドミントン連盟)が発足するに至り、1979年以降、連盟が開く公式の大会 Open Badminton Tournament として定着した様です。
毎年開催を基準にしているとはいえ、1915~1919年は第一次世界大戦 1940~1946年は第二次世界大戦 の期間中は開催されていません。
1984年以降は Yonnex の単独スポンサー名で開催されており、
会場は1994年からイングランドのバーミンガム King Edward’s Road 沿いのBarclaycard Arenaで開かれています。
日本選手の過去の優勝者は
1969年 湯木博恵WS
1970年 竹中悦子WS
1971年 高木紀子/湯木博恵WD
1972年 中山紀子WS 相沢マチ子/竹中悦子WD
1973年 相沢マチ子/竹中悦子WD
1974年 湯木博恵WS
1975年 湯木博恵WS 相沢マチ子/竹中悦子WD
1977年 湯木博恵WS 栂野尾悦子/植野恵美子WD
1978年 徳田敦子/高田幹子WD
日本人の最多優勝は 湯木博恵さん 竹中悦子さん(栂野尾姓含む) の5回です
中山(旧姓高木)紀子さんは2回の優勝ですが1972年公開競技として行われたミュンヘンオリンピックで金メダルを取っています
湯木さんは2011年に他界されましたが、偉大な先輩も数多く健在ですからお話を聞けたらいいですね
田児賢一選手のお母さんも活躍されていましたが 米倉よし子/徳田敦子組みの決勝での対戦ペア
Nora Perry and Jane Webster の写真が時代を感じさせる写真でしたので
世界の歴代最多優勝数を調べてみると
イングランド男子 George Alan Thomas 21勝
アイルランド男子 Frank Devlin 18勝
イングランド女子 Murial Lucas 17勝
アメリカ 女子 Judy Devlin17勝
デンマーク男子 Finn Kobberø 15勝
イングランド女子 Betty Uber 13勝
など大変な人達がいます。Thomasカップ、Uberカップ の命名のもととなった人達もいますね
もっともっと調べてみたい方がいらっしゃいましたら、以下からリンクしてみてください(See more at:)
http://www.badmintonengland.co.uk/text.asp?section=1218§ionTitle=Badminton+History#.VOqRMWcfrIU
http://www.allenglandbadminton.com/the-championships/history/#sthash.u647at1N.dpuf
http://www.allenglandbadminton.com/