みなさん初めまして! 2月より「バド×チェック」を担当することになりました。近藤洋と申します。
この「バド×チェック」では、色々なフィジカルテストやメディカルチェックを紹介して、そのテストに応じてどんなことが身体に起きているのかを考察していきたいと思います。
私は普段はトレーナーとして、一般の方から選手まで幅広くストレッチやトレーニング指導をしております。また、現在(2015年2月)高校サッカー部を1校、高校バドミントン部を2校、中学バドミントン部を1校、といったチームのサポートもしております。
大会で成績を残したいという方も、楽しく続けて行きたいという方も、チームを指導されている指導者の方も、「怪我を予防する」「フィジカル能力を高めたい」という要望はみなさんお持ちだと思います。
そのために、「ストレッチをする」「トレーニングをする」というのはみなさんご理解頂けると思うのですが、「何を?」「何のために?」「どれくらい?」ところがあいまいになりがちです。
チームを指導される指導者の方は、特に「去年のチームはよかったけど、今年は上手くいかないな〜」なんてことはよくあると思います。 そこに明確な基準があれば、原因の究明もしやすいし、再現性が高まるのではないでしょうか?
例えば、持久力を確かめるための「yo-yoテスト」を定期的に測定しておき、それを競技成績ごとに比べてみる。するとチームなりの一定水準が見えてきます。
または、肩のチェックで「指椎間距離」を定期的に測っておく、すると練習内容によっては、練習量によって、この「指椎間距離」の値が悪くなってくる。そしたら、一定水準に回復するまで少し練習量を落とす、練習内容を変更する、ストレッチの時間を増やす。などできるわけです。
まとめると「パフォーマンスを数値化する」に集約されます。
数値だけではわからないことはたくさんありますが、可能な限り「数値化」していくことは「怪我の予防」「練習の効率化」にとっては重要であると思っています。
ですので、この「バド×チェック」では、「パフォーマンスを数値化する」ことをわかりやすく、行いやすいものを中心にお知らせしていきたいと思います。
今回は前置きが長くなってしまったので、次回から具体的な内容に入っていきたいと思います。次回は肩のメディカルチェックである「指椎間距離」をご紹介します。