こんにちは。
今月は前回に引き続きケルバン氏病について書きたいと思います。
前回は簡単な解剖を書かせていただきましたが、今回は損傷までのメカニズムを簡単に。
tendon sheathという部分がありますがここが、腱鞘といわれ、腱を包んでいる組織。
画像を探していたら簡単に書いてあったのが衝撃的だったので載せておきます。w
この画像で言うとごぼうがちくわに圧迫されるようなイメージですかね。
ちなみに腱と筋肉の違いですが、
腱は筋肉の両端、もしくは一方にある骨にしっかりつくコラーゲン組織。
主に筋肉が伸びすぎないように反射装置があり見張り役をしています。
仮に筋肉が伸び過ぎるとストッパーのように働きます。耐えきれないと断裂になってしまいますが、、、。
筋肉はご存じの通り、伸び縮みをして張力を出したりする組織。
とりあえず簡単に。
腱には腱鞘といった鞘(サヤ)のようなものが取り巻いているところがあり、腱同士の摩擦などを円滑にしてくれる要素があります。
腱が過剰に鞘の中をスライドしすぎると滑膜という組織が炎症を起こし、腫れて、窮屈になり、痛みに変わるといった症状になります。
日常でも起こり得る場所でもあり生活スタイルも見直さなければならないこともあると思います。
では今回はこの辺で。
西澤