皆さん。こんにちは。
前回に引き続き、外側上顆炎の話ということで、肘関節には回内運動というものがあります。
ドアノブを内側に回す運動が回内です。
その逆は回外。
バドミントンのプレー中って回内運動が多いと私は感じます。
レシーブ、ハイバック等いわゆるバックハンド状態。
それにリバースカットも回内運動に含まれますよね。
何が言いたいかと言うと前回記事で述べたように、バックハンドと言うのはストレスで例えると、
肘関節に内反を強いられるような状態。
回内時は外側の筋肉が伸びている状態で力を入れることになり、負担増強。→疼痛出現。
回内時はこのように橈骨という骨がクロスするようになります。
クロス時は外側の筋肉と橈骨の間にある滑液胞という潤滑組織の入っている袋が圧迫状態に陥ります。
これも疼痛要素に含まれます。
そして何より回内運動は内側上顆から出る筋肉の作用。
内側も痛み始めてはバドミントンどころじゃありません(泣)
基本的なストレッチを載せます。
前腕屈筋群と伸筋群のストレッチ。
上のように手の平をついてやるのが屈筋群のストレッチ。
下のように手の甲をついてやるのが伸筋群のストレッチ。
ちなみに正面から。
下の画像は悪い例です。
肘がたわみ、手の甲がテーブルから離れてはいけません。
痛みが強い場合はやむをえませんが、少しずつ行ってください。
次回に続きます。
西澤