みなさんこんにちは。藤本ホセマリです。
今回の動画解説は中学校1年生にして全国中学生大会を優勝し将来の日本のスター候補とされている奈良岡功大選手が小学6年生の時に優勝した全国小学生大会の試合を解説したいと思います。
6年生シングルス 奈良岡功大(青森) vs 河村翼(大阪)
まず動画をみて最初にビックリなのがこの体格差!
奈良岡選手の体がすでに大きくパワーもあります。
河村選手が小さいわけではないと思います。
私が見て奈良岡選手が素晴らしいのがこの年齢にしてクリアー、カット、ヘアピンのしっかりした技術とコントロール性を持っていること。そしてレシーブの反応も良く、シャトルを触る感覚に優れていることです。
これは河村選手にも言える事ですが、奈良岡選手の方がパワーとショットのキレがありました。
1ゲーム目、11点のインターバルまではお互いに硬さもあり、点数的には互角ですがここから奈良岡選手が本領発揮し一気に19ー13と差を広げます。
河村選手が粘りで14点目を取りますが結局21ー14で奈良岡選手が1ゲーム目を取ります。
2ゲーム目、スタートから奈良岡選手がスピードを上げ、一気に11ー0でチェンジエンド。。。大人と子供の様な対戦になってしまっています。。。こんな小学生今までにいましたでしょうか。。。
ここから河村選手が2点を返しますが、その後はハイバック、フェイントと大人顔負けのプレーを披露し一気に20ー5とゲームポイント。最後は強烈なスマッシュを決め21ー5で勝負を決めました。本当に凄いです。
奈良岡選手のフェイントについてこの大会ではミスが少し目立ちましたが、大人でもなかなか真似できないフェイントをいくつも使います。私はジュニアに「フェイントに頼るな!!」と言った指導をする事が多いですが、それは基礎が出来ていないのにフェイントに頼って勝とうとする時の話。奈良岡選手の場合は既に基礎がしっかりできているのでフェイントを使う分には問題無いと思います。むしろどんどん磨いていって欲しいですね。
6年後の東京オリンピックではぜひ日本のエースとして活躍してほしいです!
今後の活躍に期待しましょう。
ではまた。