この記事を読んでいる、あなたは何歳からバドミントンを始めましたか?
始めたころから大活躍?
それとも大器晩成型?
子どもの能力を最大限に生かすために、
どういう時期にどんな運動をすればいいのでしょうか?
成長期の子どものスポーツ指導というテーマで語る時、絶対外せない
「スキャモンの発育曲線」というものがあります。
成長発育を20歳のレベルを100%として考え、
各体組織の発育の特徴を
①一般型
②神経型
③リンパ系型
④生殖器系型 の4つのパターンに分けています。
この発育曲線を参考に成長期の子ども達の運動は
3つの時期に分けて考えられています。
神経系の発達が著しい幼児~小学生の時期には、
走る、蹴る、投げる、打つ、跳ぶ、泳ぐなど
「基本的な運動動作の習得」を目標にします。
特定のスポーツだけでなく、様々な遊びや活動、動きを体験させ
「動きをつくる」ことが大切です。
また、スポーツとの出会いの時期でもありますので
気軽に参加でき、楽しく運動できる配慮が必要です。
ぜひこの時期に、スポーツは楽しい!という体験を沢山させて下さい!
巧みなスポーツ動作の基礎となる
「36種類の基本動作」というものがあります。
身に付けた基本動作が多ければ多いほど、
特定の競技における動作もより巧みに、より安全に行えます。
日々のトレーニングの中に、36の基本動作を組み込んで指導してみてください。
また、屋外での遊びでは、意外にたくさんの基本動作が出てきます。
外で自由に遊ぶことも、大切な要素だと私は思います。
次回は、中学生の時期についてご紹介します!