- Home
- 上打ち(オーバーヘッドストローク)上半身のスイングフォームの構築(右腕の縦旋回動作(縦振り)+回内動作(腕の左捻じり))
上打ち(オーバーヘッドストローク)上半身のスイングフォームの構築(右腕の縦旋回動作(縦振り)+回内動作(腕の左捻じり))
- 2018/7/16
- バド♪Remaking, 日替バド定食
こんにちは、樋口です。
上打ち(オーバーヘッドストローク)では、回内動作(右手首~右肘を左に捻じって打つ動作)の次に、肘を伸ばしながら、右腕を縦に振る「腕の縦振り」動作+回内動作で、上半身の主要動作を構築します。
今回は、この上半身の重要動作の構築法と練習方法について、考察していきたいと考えます。
最後までお付き合いのほど、宜しくお願いいたします。
(ステージ1)
【位置づけ】
上打ち(オーバーヘッドストローク)は、非常に複雑な構造を持つスイング方法です。
それらを大別すると、3つの動作に分類できます。これらが下記③→①の順でレシピ状に連結して、胴体の大きな筋肉からのパワーや床から得られる力(床反力)を下から上、ラケット面方向にそれらの力を伝えていきます。
①回内動作(腕の左捻じり動作)
②右腕の縦旋回動作(腕の縦振り)
③体幹(胴体)の左旋回動作(骨盤の左旋回)
今回は上記②「右腕の縦旋回動作」(腕の縦振り)の構築に該当します。
(因みに、全パワーの70%が上記③の体幹(胴体)から供給、残りの30%を上記①回内動作と、②右腕の縦旋回から供給するといわれています。)
(ステージ2)
【実際の動作】
【その他】
1)フォームを構築(矯正)するには、素振りが効果的です。
打球や動き、ラリーなどを意識せず、スイングフォーム作りに集中できるためです。
鏡で自分のフォームを確認しながらおこなったり、何人かでの素振り練習などを、毎回、練習冒頭でおこなったりする継続練習は、フォーム定着の視点から非常に有効です。
2)フォームに崩れが見られた際は、その場で修正アドバイスをするのが効果的です。部分的に崩れたフォームのまま、素振りなどをすると、誤ったフォームの定着練習になってしまう恐れがあります。
今回も最後まで、お読みいただきありがとうございました。
次回は、「上打ち(オーバーヘッドストローク)スイングフォーム構築(&矯正)のコツ(ステージ1:脚の入替なし編)」です。
※指導で、実際に有益な効果があがったことを確認の上で、報告しておりますが、技術の答えは、一つではないと考えております。他の指導法を否定する意図はございません。その点ご理解の上でお読み、お試しくださればありがたいです。
*********
バド技術コラム「バド♪Remaking」の内容を実際に講習会でおこなっています。
ご興味のあるかたは、下記のリンクをご参照ください!
フェイスブック:https://m.facebook.com/groups/314503432652620
ウェブサイト:http://badlesson.blog.jp/
*********