7月23日にアメリカ・アナハイムで行われたUSオープンで
男子ダブルスの井上拓斗/金子祐樹がグランプリゴールド大会初優勝を遂げた。
Rioオリンピックまでリードしてきた早川・遠藤が引退し
あとを追っていた園田啓悟/嘉村剛士ペアがスーパーシリーズ優勝などで
世界ランキング4位となり国内のリーダーに名乗り出る中
存在感をアピールする格好になった。
実際、7月9日に行なわれた全日本実業団(秋田県・秋田市)でも
決勝で園田/嘉村ペアーを井上/金子が破ってユニシス優勝に貢献していた。
7月20日付け世界ランクでは
園田啓悟/嘉村剛士(トナミ運輸) WR4位
保木卓朗/小林優吾(トナミ運輸) WR20位
井上拓斗/金子祐樹(日本ユニシス) WR24位
遠藤大由/渡辺勇大(日本ユニシス) WR28位
であったが井上/金子が順位を上げてくるだろう。
早川引退後に遠藤と組んだ渡辺とのペアが国内ランキングでは2位であることを考えると
男子ダブルスのリーダー争いは熾烈を極めている。
一方、女子シングルスは 大堀彩が4月の中国マスターズ以来となるGPG2勝目を決めた。
ただ、前週のカナダOPでは1年後輩の川上紗恵奈(北都銀行)が優勝しており穏やかではなかったはずだ。
更に、トナミ運輸女子部で2年後輩の仁平菜月も力をつけており
いつでも優勝できる安定した力を発揮したいところだった。
女子シングルスの混戦はさらに過激さを増しており
WR2位 山口茜(再春館製薬)
8位 奥原希望(日本ユニシス)
13位 佐藤冴香(ヨネックス)
17位 大堀彩(トナミ運輸)
18位 三谷美奈津(NTT東日本)
28位 高橋沙也加(日本ユニシス)
36位 峰歩美(再春館製薬)
40位 川上紗恵奈(北都銀行)
57位 鈴木温子(ヨネックス)
64位 仁平菜月(トナミ運輸)
僅かな期間で順位変動が起こる可能性がある。
なお、女子ダブルス松本麻佑/永原和可那のカナダオープン優勝からの連勝はならず、準優勝で終わった。
男子ダブルス、女子シングルス、女子ダブルスの混戦はどこまでつづくのか?
楽しみがいっぱいだ。