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正面打ちの修正練習
- 2016/8/22
- バド♪Remaking, 日替バド定食
こんにちは。樋口です。
オーバーヘッドストロークで、身体が正面を向いたまま下がって打つ打ち方は、初級者によく見られる打ち方です。
中級者でも、ドリブンクリアーなどで急襲された時に、正面を向いたまま飛びついて仰け反ってしまったり、正面向きで一歩下がり、その後半身に修正するというようなことがあります。
【基本原因】 シャトルが来た時に、素速く右の骨盤を後ろに引けないこと
右の骨盤を引ければ、運動連鎖で右肩も後ろに引けます。すなわち半身になれます。
初心者は先ず、ラケットを先に出そうとするので、バンザイ型になり、両つま先が浮いて後ろにバランスを崩す場合が多く、初中級者は、ドリブンクリアーやドリブンサービスなどの強襲に半身になれずに飛びついたり、右脚のみ(右骨盤ではなく)を後ろに引いてしまい、右肩が後ろに回らないケースがみられます。
右脚だけを引いても、運動連鎖は起こらず(大腿骨は骨盤に接続しており、骨盤の上に体幹を挟んだ肩があるため)、右肩が後ろに引きにくいため、のけ反ることになります。
【修正練習方法】
素速く右骨盤を引き、半身になってから後ろに移動するための練習は、下記の動画の通りです。細い線の上での移動なので、半身にならないと移動できません。
自宅のフロアの木目や、畳の端っこを利用してできます。
お試しください。
参考:
①後ろに下がるときの右腰の使い方
②後ろに下がるときの目線の使い方
今回も最後までお読みいただきありがとうございました。
次回は、「ダブルスで相手がどんどん前に詰めて来て逃げられない。どうすればいいの?」です。
※指導で、実際に有益な効果があがったことを確認の上で、報告しておりますが、技術の答えは、一つではないと考えております。他の指導法を否定する意図はございません。その点、ご理解の上で、お読み、お試しくだされば、ありがたいです。