皆さんこんにちは。
西澤です。
更新が遅れてしまい申しわけありません。
皆さんの中で肩の横の部分が痛かったり、腱板損傷の診断を受けたが中々痛みが引かないなどの症状はお持ちの方はいますか??
今回は肩のインピンジメント症候群について。
インピジメントって聞いたことありますか?
何となく聞いたことのある人はいるかと思います。
これは簡単に言うと挟み込み症候群で、肩の場合は
肩の烏口肩峰(うこうけんぽう)アーチという部分に
肩峰下滑液包(けんぽうかかつえきほう)・腱板が挟まれてしまい衝突現象が起こるという症状なんです。
これだけ聞くと??みたいなことになると思いますので画像にて場所を確認してください。
まずはアーチの位置。
緑色にマークしてあるところがそうです。
続いては滑液包と呼ばれる部分。
イメージ的にはオイルの入った平たい袋のようなものがあると思ってください。
この部分が肩を上げていくに従って衝突、挟み込まれてしまい炎症を起こすといった現象です。
バドミントンのようにオーバーストロークが多用するようなスポーツでは特にここの部分へのストレスは避けられないところです。
そもそもなんで挟まれるのかというとパターンがいくつかあり、
関節全体を包む関節包の下の部分に緊張がある(伸びにくい)状態で投球動作することによって骨頭が過剰に押し上げられてしまう。
または肩の後ろの部分の拘縮があり、骨頭が前に押し出されてしまい前方部に来る滑液包が圧力で炎症してしまう。
もしくはいくつかの筋肉たちの共同して行う部分の仕事を1つの筋肉に依存してしまい、負担を抱えた筋の異常な動きでストレスを抱えてしまう場合。
ちなみに腱板や滑液包などの比較的表層の部分に傷があると身体は痛みを感じやすく、その周辺の組織は防御収縮といって縮んでしまいます。
(例・強く押されるとグッと力が入ってしまうような)
少し難しい表現ばかりしてしまいましたが、ただただ挟まれるということはなく、何かしらの異常があるということですね。
ではでは。