みなさんこんにちは。
西澤です。
私のところはみぞれが降ったりとまだもう少し安定した春は訪れなさそうです。
ちなみに余談ですが40、50肩は英語の俗称で言うところ、
frozen shoulder(フローズンショルダー)どんどん凍結していくように硬くなってしまう意味を持ちます。
日本語より的確な意味合いの俗称ですよね。
さてさて以前からの続きなのですが、肩後部痛に関して。
投球動作のように肩が最大外旋位になるような状況は色々と組織同士が挟まってしまいがちなものなんです。
後方関節唇と腱板関節面や大結節と後方の関節窩だったり。
イメージとしてはけん玉の玉が上腕骨、受け皿が関節面。
その関節面に玉が衝突してしまうような現象です。
そしてもう一つ外側四角腔(QLS)という部分の疾患があります。
これは小円筋、大円筋、上腕三頭筋長頭、上腕骨の隙間から出てくる
腋窩神経(脇の下)が絞扼されて神経が伸ばされてしまうという症状です。
肩を挙げる
↓
筋肉が引き伸ばされる
↓
互いに神経を圧迫
そこから先の神経が伸びざるを得ない
↓
その神経の関係するようなところが痛みや痺れになる
といった現象です。
原因となるポジションはコッキング期(肩関節外転➕外旋)、
もう一つは、フォロースルー期(肩水平内転➕内旋)
やはり普段の肩周りのストレッチは欠かさずに行うようにするのがファーストステップに繋がります。
次回はその辺りを含めてお送りしようかと思います。
ありがとうございました。