13日に決勝を迎えた全英オープンで
日本勢が5種目中3種目での決勝進出を決めていた
女子シングルス 奥原希望選手(ユニシス)
男子ダブルス 早川賢一/遠藤大由選手(ユニシス)
女子ダブルス 高橋礼華/松友美佐紀選手(ユニシス)
決勝の舞台で日本選手1番手に登場したのは女子ダブルスの松友/高橋
対戦相手のユーヤンはワンシャオリとのペアで世界最強とも呼ばれていたが
相方の引退に伴いタンユアンティンと新たなペアを結成していた
結果は10本12本の2-0で松友/高橋ペアの優勝
二人にとっての全英初優勝だが 実は日本選手全体にとっても38年ぶりの優勝となった
続いて登場の奥原選手
世界ランク5位の中国ワンシーシャン選手との対戦
これまでの対戦成績は1勝2敗で負け越してはいるのだが2月のアジア団体ではファイナル勝ちしている
対戦成績を五分にするチャンスであるとともにオリンピックの前哨戦という意味合いもあった
試合時間1時間39分 21-11 16―21 21―19 ファイナルゲームで奥原選手優勝
1977年 湯木博恵さん以来の女子シングルス優勝を成し遂げ 自ら誕生日を祝った
ワンイーハン、カロリナマリン、ワンシーシャンと続く3連戦を勝ち切ったことで
去年12月のSSF優勝につづき世界のトップであることを印象付けた
日本勢最後に登場したのは早川/遠藤ペア
対戦相手はロシアのウラジミールイワノフ/イワンソゾノフ組
世界ランク13位ながら対戦成績は3勝3敗の五分
交互に勝ち負けを繰り返して来た 今回は早川/遠藤組の勝つ順番のはず
中盤まで5点差を追いかける展開で18-20とゲームポイントを取られながら20オールで追いついた
23-21で 1stゲーム先取
第2ゲームは18-21で取られた
ファイナルゲーム序盤は一進一退の展開ながら中盤で7-13の6点差
攻撃の手を緩めることのないロシアペアに押し切られ16-21での敗戦となった
早川/遠藤ペアにとっては全英三度目の準優勝
オリンピックへの課題を残す形となったが大舞台で花を咲かせて欲しい
中国勢同士の戦いとなった男子シングルスは 復活をかけるリンダンと新鋭チャンホウエイとの決勝となったが
リンダン選手がオリンピック3連覇への狼煙を上げる全英6回目の優勝を果たした
日本勢は佐々木翔選手が2回戦でリンダンに 桃田賢斗選手が3回戦でチャンホウエイに敗れた
リオのオリンピックを目指している佐々木選手はオリンピックレース後の引退を表明しており
リンダン戦に闘志を燃やしていたが ファイナル1時間4分の激闘だった
なお混合ダブルスには日本選手の参加はなかった