こんにちは!
バドイク担当の齋藤です。
もうすぐ3月、卒業シーズンですね。
そして2年生は3年生になりいよいよ最後の大会が迫ってきました!
なにかともの思いにふけってしまうこの季節皆様いかがお過ごしでしょうか。
1・2年生にとっては進級していよいよ!なこの時期ですが指導者として忘れてはならないのが新入生です!
4月にはジュニアからの経験者だけでなく、中学に行ったらバドミントンを始めるんだ!と目を輝かせた新入生たちが入学してきます。
初心者はもちろんのこと、経験者や上級者でも悩むことが多いのがグリップではないでしょうか。
グリップで変なクセを身に付けてしまい後々苦労するということは良くある話のように感じられます。
私も始めたばかりの頃は鷲掴み状態でガッチリラケットを握って振り回していたため、ネットプレーが下手くそで苦労したなぁと思いだしてみたり(^_^;)
そんな時にふと!
ラケットショップで働いていた時にグリップを覚えるためのアイテムあったぞ!?
と思い、さっそく連絡してみたところ・・・
ありました。
さっそく届いたのが・・・
これです!
その名もジャストグリップ!!
早速開けてみました。
中身はこんな感じ。
本体をグリップに装着してゴムバンドで止めるだけのシンプルな構造です。
実際にラケットに装着してみました
実際に持ってみました
おっ!!
おっ!?
おおぉ!!!
確かにジャストフィット!
というかこの持ち方以外できません(笑)
これは案外期待できるのでは?
というわけで試に私が素振りをしてみた感じでどんな効果が期待できそうかを考えてみました。
①脱!鷲掴み
写真では伝わりにくいかもしれませんが、人差し指と中指の間に凸があり自然と隙間ができるようになっています。
トップ選手のグリップもここに隙間がありますね。
リーチョンウェイ選手のグリップにそっくりだ!!
②自然なリストスタンド
不思議とリストスタンドします。
これがジャストグリップがジャストグリップたる所以なのか・・・
写真では少し手首を伸ばしていますが、むしろ手首を伸ばしてリストスタンドを外そうとすると違和感があります。
やはりリーチョンウェイ選手のグリップに似ている・・・
③違和感
実は今回、一番効果を期待しているのがこの違和感です。
長くバドミントンをやってきている人にはあまり違和感はないかもしれません。
がしかし、初心者や経験が浅い人がこれを持つときっと違和感があると思います。
そう。
バドミントンを上達するためのグリップは最初違和感があるのです。
私自身も始めた当初はイースタングリップが苦手で非常に違和感を感じましたし
「え!?持ちにくい・・・。そして打ちにくい。」
と思いました。
初心者のうちはミスを怖がって安心グリップ(鷲掴みや人差し指をグリップに沿えるような持ち方)のままプレーしてしまうことが少なくありません。
そのままいくとミスは減るかもしれませんが、打てないコースや球種が出てきていずれは壁にぶつかってしまいます。
グリップを修正するためにも、まずは『違和感を感じることで自身のグリップへの意識が高まるのではないか』という期待をしています。
最初は違和感を感じると思いますが、おそらくそのうちに違和感がなくなってくると思います。
一つはグリップに慣れてくるということ、そしてもう一つは、元の安心グリップに戻ってしまうということです。
無意識のうちに自分の慣れたグリップに戻っていってしまうということは良くあることですね。
一番は慣れていくということだと思いますので一朝一夕にということではなく少しばかり長い目で見ることも必要なのかもしれません。
特に、このグリップとバックハンドストロークに関しては慣れが大切だと感じます。
グリップもすぐに順応する人もいれば、なかなか慣れない人もいると思います。
良くないクセが出てきてるなと感じたらジャストグリップに少し触ることでグリップへの意識が戻ってくるかもしれません。
おわりに
グリップを修正するのは人によっては非常に根気のいる作業かもしれません。
形を決めつけるのはあまり好きではありませんが、目指すべきものを明確に捉えることは非常に大切です。
このジャストグリップにはその目指すべき形の一つを理解するアイテムになるのかなと期待しています。
ちなみにこのジャストグリップですがフォアハンド専用かと思われます。
バックハンドや藤本ホセマリさん考案のアウトグリップには上手く対応してくれなさそうでした(^_^;)
またこれから現場で使っていく中で子どもたちの反応や感想を集めてみたいと思っています。
またその他にもちょいちょいと練習グッズを自作したりもしています。また効果がありそうなものは紹介していきますね♪
ジャストグリップに興味のある方はプロフィール欄のお店に問い合わせてみてください(^^)/(他で打っているのをあまり見たことがないので・・・)
ではでは、今回もお付き合いいただきありがとうございました。