いつもバド×チェックをご覧頂きましてありがとうございます。近藤です。
相変わらず、仕事の合間を見つけてはバドミントンのことばかり考えています。
そして、幸いにも子供からシニア、初心者から全国で活躍する選手まで、幅広く見る機会を得ることができています。
その中で、最近特に重要だと考えていることがあります。
それが、今回のテーマでもある「背骨」と「感覚」です。
『背骨をしなやかに動かせること』
『背骨からパワーを生み出せること』
『身体重心点である骨盤部から動きを生み出せること』
『またそれらの感覚に優れていること』
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背骨をしなやかに動かす・パワーの起点とする
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皆さんは、以下の画像を見てどう思われますか?
競技の違いはありますが、どれも大きなパワーを生み出す際だったり、バドミントンであれば、遠くのシャトルを取りに行く際の画像です。
動きのどこが中心になっているだろう?
どこを起点として力が発生しているのだろう?
と考えると、身体の中心から大きく背骨をしならせたり、捻りを加えて力を溜めているように思えてなりません。
逆に、背骨が動かないとしたらどうでしょうか?
仮にこの写真のアスリート達が背骨が動かないとしたら?
このようなダイナミックな動きにならないと思います。
特に、動きの中で差がつくのは《空中姿勢》ではないでしょうか?
バドミントンで言えば、ダイナミックなジャンピングスマッシュ、飛びついてからの強力なスマッシュ。
空中では、足が地面から離れているため、地面半力を利用することができません。
水中でも一緒です。
人間の祖先を辿れば、魚類に行き着きます。
言わずもがなですが、人間は「脊椎動物」です。
人間は、進化の過程で、水中から陸へあがり、四つ足から直立二足歩行へと動作の形態を変化させ、長い年月をかけ「重力に適合する」という能力を身につけました。
そのような進化の過程を鑑みると、「背骨の動き」「重力への適合」は、「動作」とか「スポーツ動作」を考える時に、とても重要だと考えています。
「何かしらの動作が上手くいかない」という状態は、言い換えれば、
「どこかが動かない、どこかが安定しない、または、その両方であり、力加減も含めたそのコントロールが上手くできない」ということだと考えています。
私は、そのような状態を、繰り返しになりますが、「背骨の動き」「重力の適合」「固有受容感覚」という「動作の基本」から考えていくようにしています。
次回は、もう少し「人間(脊椎動物)の進化の過程と重力への適合」について、詳しく掘り下げていきたいと思います。
そして、その後はその内容を、トレーニングに転化させるとどうなるのかについて、考察していきたいと思います。
本日も最後までお読み頂きましてありがとうございます。
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東京都練馬区大泉学園というところで、パーソナルトレーニング専門のスタジオを運営しております。
姿勢と痛みの改善専門パーソナルトレーニングスタジオ「コア・リファイン」
バドミントン選手もトレーニングに来ています。
もし、お近くに来られたらぜひ遊びにいらしてくださいね。
セッション中は対応できないですが(笑)
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