皆様こんにちは。
秋といえば文化祭!
そう!私も日頃指導している中学生の文化祭に行ってきました。
製作物や作文などは「なるほどな!あいつらしい!」というものもあれば、「意外だな!?」なんてものもあり,とても楽しくすべてを見て周るには時間が足りないくらいでした。
またバドミントン以外で中学生に会うのもなかなか新鮮ですね!
バドミントン中には見られない姿あり!バドミントンの時と同じ姿あり!と選手のことを知るためにはとても貴重な時間となりました。
文化祭や体育祭など見に行ってみてはいかがでしょう??
面白い発見があるかもしれませんよ(^^)
さて、地域で支えるスポーツシリーズ(シリーズだったのか!?)もそろそろまとめに近づいてまいりました。
最終的には「地域の家づくり」です。
これは私が総合型クラブの採用面接のときから総合型での活動の軸になるものとして考えてきていることです。(面接時には面接官の副委員長が熱く語り出してしまい結局あまり話せなかったのですが・・・)
家族構成
家族構成にも様々なものがあると思います。そんなわけで今回はサザエさんちを例にしてみましょう。
縦の関係
サザエさんちには波平さん世代(ベテラン)に始まり、マスオさん世代(働き盛り)、カツオ世代(学生)、そしてタラちゃん(未来を担う若手)まで幅広い年齢の人がいます。
これは地域スポーツにしても一緒で、スポーツをやっている人には様々な年代の人がいるわけです。
そしてほとんどの場合がその年代での区分に限られてしまいます。
つまり世代ということですね。
つづいては横のつながり
家族といえども血の繋がっていない人もいるわけです。
波平さんとフネさん、マスオさんとサザエさんは夫婦ではありますが、元は血の繋がっていない他人ということになりますね。
この夫婦関係というのはスポーツに例えるとすると同期生といったところでしょうか。
元々は全然知らない人なのにバドミントンチームで偶然チームメイトになり仲間となる。
そんな関係性に近いと思います。
これは年齢がポイントですね。
そして!
ナナメのつながり
これが重要!
「波平さんとマスオさん」そして「マスオさんとカツオ&ワカメ(年齢的に)」の関係性です。
どちらも「血のつながりのない他人」だし「世代も違う」し、でもそれが『家族(地域)』なんですよね。
地域には当然様々な世代のプレーヤーがいて、その世代ごとの活動が主になると思います。
マスオさんの役割とタラちゃん
世代ごとに分かれてしまう中、外部の人が入るだけでとても関係性が複雑・・・いえ関係性が豊かなものになるのです。
そしてここで欠かせない存在がタラちゃんなのです。
サザエさんちの中で唯一、すべての人と血の繋がりを持っている人がタラちゃんだからです!
きっとタラちゃんは家庭で幅広い世代の人たち、幅広い考えを持った人たちから可愛がられ面倒を見てもらいながら育つことでしょう!
そしてサザエさん一家は皆タラちゃんがカワイイはず!
だからこそ前回の『大人同士の協力体制』が必要になるわけですが。
タラちゃんのような環境をつくること!
これこそが私が目指している地域スポーツの形です。
余計ややこしくなってしまったでしょうか??(笑)
まとめます!
- 地域には縦の関係性として幅広い年代のバドミントンプレーヤーがいる。
- 横のつながりで同年代での活動が多い。
- 縦の関係性をつなげる人がいるとナナメの繋がりができる。
- ナナメの繋がりが生まれると、地域を担う若者が生まれる!
地域の人々が「他人の子どもだ」と思うか「地域を担う若者だ!」と思うかというのは『ちょっとしたつながり』が大切なのではないでしょうか!
というお話でした。
ではでは、今回もお付き合いいただきありがとうございました。