だいぶご無沙汰してしまいましたが復活しました。
仕事やらなんやら・・・
実は体調を崩してしまったりと1ヶ月ほどさぼってしまい申し訳ありませんでしたm(__)m
さてさて、前回までは「部活にならないんですか?」というワードを総合型クラブ目線からお話してきました。
今回は保護者に注目してみたいと思います。
社会体育の保護者は大変
そう、社会体育の保護者は大変なのです。
部活動では先生が責任者ですから基本的には全ての段取り等をおこなってくれますし、学校や市町村からの予算等の金銭的な部分も多少補助があったりします。
しかし社会体育では一人の力で運営することは非常に難しく、部活動に比べ保護者の負担は多くなります。
どの部分で負担が多くなるか
ズバリ
『金』と『時間』
です。
部活は学校管理下でおこなわれる場合が多く、施設使用料がかかりません。
これだけでも大きなことなんですね。
社会体育で行う場合は公共施設を借用して行う場合がほとんど。
使用料が発生するだけでなく、予約などの手間もかかります。
また場所の確保を誰が行うのかというのも問題で、監督がおこなうのか保護者の中で当番を決めておこなうのか・・・
ほとんどの場合、保護者の中で当番制にして仕事を割り振っておこなっているのではないでしょうか?
そう、時間も割かれてしまうわけです。
かたや部活動はどうか?
学校の施設が安定的に使えて、学校の先生が日程も調整してくれて、基本的には引率してくれます。
保護者の方は出番がありませんね。
そりゃそうだよねって話なんですが・・・
社会体育に話を戻して、何がそんなに問題なのかっていうと、
通常活動をするだけでも大変ってことです。
自分たちで環境整備を行わなければいけないうえにお金もかかる社会体育・・・
かたや先生にお任せしてお金もあまりかからない学校部活動。
しかも自主運営の社会体育ですから、保護者同士でのもめごとがあったりするとストレスの要因にもなりますよね。
そりゃあ・・・
「部活にならないんですかね?」
って言いたくもなりますわ!
学校もいっぱいいっぱい
実際問題学校もいっぱいいっぱいなんですよね。
新しい部活作るには場所が確保できないといけない、つまり今まであった部活と共存するか廃部にするか、教える先生がいるのか・・・
学校側にも余裕はないのが現状のようです。
となれば残された手段は「自分たちで環境を整える!」もしくは「違うスポーツをする・・・」
「違うスポーツをする」という選択がダメというわけではありませんが、バドミントンをやりたい子どもたちに環境を整備してあげたくないですか?
というわけで「自分たちで環境を整える」ということを考えてみます。
自分たちで地域の環境を整える二つの方法
① とにかく自分たちで自主運営!
スポーツ少年団方式ですね。
保護者会を中心に組織を運営していきます。
まさに自分たちで環境を整えるという形です。
金銭的な負担は減りますが、時間的な負担が増えるのがこの方法です。
② 組織的な活動をする、またそこに参加する
NPO型スポーツクラブ等を活用する。
これはサッカーではすでに行われていますが監督、コーチ、マネジャーなど組織的な活動を展開しています。
こちらは逆に金銭的な負担が増えますが時間的負担は軽減されます。
現在、私の総合型地域スポーツクラブでも①の自主運営形態で活動しているチーム、②の組織的な活動をしているチームとどちらもあります。
どちらも学校部活動に比べると保護者の方の負担は大きいようですが、その地域で子どもがやりたいスポーツをやれる環境というのは大人のがんばりどころなのかもしれません。
そして、それらのチームの代表の方や指導者の方々とお話をしていて発見した『伸びる子どもの保護者』の共通点を二つ紹介したいと思います。
① 協力的!
② 任せて預ける!
ということのようです。ここらへんについてはまたおいおい書いていきたいと思います。
久しぶりの文章でまとまりがありませんが・・・
これからまたお付き合いよろくお願いします!
ではでは。