皆さんこんにちは。
西澤です。
今月は肩関節について書いてみようと思います。
肩関節の不安定症ということで書いていきます。
結構肩が緩いかた。通称ルーズショルダーなんて言われたことのある方多いんではないでしょうか?
簡単に肩って動かしてますが、関節的には約6つの関節が協調した運動になるんです。
意外に多いですよね。
そもそも肩は上腕骨と肩甲骨の関節が主に作り上げてますが、実際上腕骨頭の大きさは、肩甲骨の関節窩の2倍近くは違ってくるので、キャパオーバー気味。
ゴルフボールとティーの様な関係性です。
不安定症は肩が脱臼しやすい症状がありますが
特に女性の方々に見受けられます。
やはり筋力が必要なわけですね。
簡単に言えば、関節の窪みから外れそうな骨を関節の窪みに引っ張ってくれる筋肉があれば安定し始めるということですね。
通常肩がぶら下がっているときには、体重の5%の重量がかかってきます。例として60kgで約3kg程。
関節の維持には、筋肉、靭帯、関節唇、関節包などがあります。
その中で関節包と言うものは、関節を包む袋の様な存在で、関節液を外に出さない様に包むラップの役割をしています。
関節包は意外と脆く、注意が必要です。
脆いのに何が大事なの?と思いになるかも知れませんが、通常は関節内圧が一定に保たれるから元の位置へ戻ったりできるのですが、関節包が損傷してしまうと、関節液が漏れ出し、内圧が下がってしまいます。
そうすると関節包が緩くなり、元の位置が取りずらく、余計な負担がかかり痛みを伴ったり、最悪脱臼しやすくなったりと、悪循環に陥ってしまうのです。
つくづく肩関節って大変なんだなーと思いますよね…。
次回も引き続き肩関節不安定症について書いていこうと思います。
最後まで読んでいただきありがとうございました。
ではでは。