みなさんこんにちは。
西澤です。
今回も引き続き外反母趾についてですが、
外反母趾って痛いの?痛く無いの?
というところについて。
足裏というのはアーチが存在しますがアーチも縦と横があります。ちなみに縦は内側、外側に一本ずつ走り三角形をしているような形です。
足部のトラブルに関してはこのアーチがへたってしまうこともなく、バランスよく保たれていることこそが、最大の目的と言っても過言では無いのかもしれませんね…。
そして足部の接地面において。
例えば外反母趾の原因の一つにハイヒールなどがあります。
ハイヒールを履くと、体重は前の方へ移動します。
またハイヒールは前足部が狭くなっていることもあり窮屈です。
足の指の関節は見ての通り圧倒的に親指が大きいです。
ですが大きいからといって体重を支えきれるかと言われたら別問題。
故に先ほどお伝えしたアーチが大切なのは言うまでも無いですよね。
そして、前回述べたように男性にも最近診受られる件ですが、やはりアーチの機能不全がキーポイントですね。
仮に靴に当たり続けていくと、患部は赤く腫れたようになります。
これは意外と痛く無い方もいます。
組織的にはバニオン(腱膜瘤)が形成されてしまいます。
写真のように赤くなっているところがバニオンです。
もちろんこのバニオンが炎症を起こせば痛くなります。
中には痛く無いという方もいらっしゃいますが油断はしていけません。
変形が重度化すると靴を履いて居なくても痛みを伴います。
神経を圧迫してしまうためとも言われます。
痛い時は冷やすのが懸命な処置だと思ってくださいね。
足部の変形ですが、ただ足の指が曲がる、かといったらそうではなく。
横アーチが低下し、広がるような変形もあるのでそういった所へのリハビリやアプローチにフォーカスしていきましょう。
次回はアプローチ法についてお送りしようと思います。