「知ってるふりして話を聞くな!」
これは以前勤めていたラケットスポーツ専門店ビーウェイ株式会社の山本社長から頂いた!?言葉です。
ちょっと宣伝!?
今、私が勤めている伊那市総合型地域スポーツクラブでは「“骨”意識改革~身体の力みを取る~」と題した講座を展開しています。
これは現役プロスノーボーダーでもとナショナルチームに所属する飯嶋耕二郎氏を講師に迎え開催しています。
ご自身は御嶽山案内人組合の強力としても活動しており、「骨」の意識を獲得してから30代なかばにして御嶽山往復自己記録を更新したり、帰りの下り坂を走ってくだれるようになったのだそうです。しかも過去に前十字靭帯を二回も切っているのだというのですからただただ驚くばかりです。
なかなかマニアックな講座なんですが、その中には他の分野で指導者として活動している方も来られているんですね。
講座受講中に飯嶋先生がエクササイズをしたり説明をしたりすると、受講生である指導者の方がついつい口を開いてしまうわけです。
「それはこういうことでしょう?」
「自分のスポーツではこうなの。」
「私の師匠も同じことを言っていた。」
などなど(^_^;)
そして
これがまた・・・
ピントがずれてしまっていることも少なくないんですね(汗)
(それに動じない飯嶋プロの冷静な軌道修正には脱帽でした)
っと脱線しかけてしまいました。
このコーナーのテーマでもある
「生涯学習」
冒頭で紹介した
「知ってるふりして話を聞くな!」
という言葉が今回のタイトルには重要なのです。
生涯学習は「いつでも・どこでも・だれでも」できる学習です。
そしてそれは用意されたものではなく自ら教材を発見していく作業でもあります。
「バドミントン」で考えると2点にまとめることができそうです。
① 「バドミントン」を通じて「様々なできごと」について学習する。
② 「様々なできごと」を通じて「バドミントン」について学習する。
今回なにが言いたいか!
それは「バドミントン」に「様々なできごと」を絡ませて考える場合「バドミントンを知っている」という考えにとらわれることで「バドミントンが深く(広く)なる」ことを妨げてしまうのでは?ということ。
「様々なできごと」を「知っているバドミントン」と結びつけることで「様々なできごと」への理解は早まるかもしれません。
しかし
「様々なできごと」を「真っ白な状態」で受け入れることができたら・・・
「知らなかったバドミントン」と出会えるかもしれません。(あくまでも、かもしれないということですが。)
さて、書きながら自分の頭が整理できてきたのでまとめて終わります!
今回のまとめ。
① 「異分野のできごと」を理解する際に「バドミントン」を絡めると理解しやすい。
② 「異分野のできごと」から「バドミントンを深める(広める)」ためには「知らないこととの出会いを大切にする」
といった感じでしょうか。
バドミントンの絡め方にもいろいろありそうですね。
ではでは今回もお付き合いいただきありがとうございました。