BWF世界バドミントン連盟の内部に 選手とBWFとのパイプ役としての役割を担う 『アスリート委員会』が置かれている
2008年に設置され、バドミントン選手6名で構成されるが IOC 国際オリンピックアスリート委員会に選出されている委員1名も加わり「BWF Athlete Commission」(選手委員会) とされている
任期は4年だが 2年ごとに半数の3名が入れ替わりながら 職務の連続性がはかられている
現行
エマメイソン(スコットランド女子)議長
ハンスクリスチャンビッティンガス(デンマーク男子)副議長
ロドリゴパチェコ(ペルー男子)
グレイシャポリイ(インドネシア女子)
ユハンタン(ベルギー女子)
イヨンデ(韓国男子)
以上6名のうち エマメイソン、ロドリゴパチェコ、イヨンデの3名が任期を満了したため 男子2名、女子1名の 選出が必要になっていた
5月12日スディルマンカップ開催中に行われる中国での投票に向け 6名の応募があったが 女子は中国のタンユアンティンのみであったため結果的には自動選出となった
残る男子は投票により1,2位が選ばれるルールだが 池田選手は1位での選出となり 2位選出はオランダのコーエンリッダーであった
エマメイソンが退いたことにより議長席が空席となったため アスリート委員たちの最初の議題は 議長の選出ということになりそうだ
オリンピックを来年に控え 選手の待遇や 試合の運営方法 ルールの徹底 など 課題も多く アスリート委員の役割はますま重要となってくる
また 4年の任期は2019年までであり東京オリンピック直前となっていることから重要性が増すばかりだ
例外的ではあるが2019年に2期目の任期の再選もあるのではないかとも思われ 日本のキーマンになりうると期待せざるを得ない
選手としてはもちろん 多方面に活動の幅を広げつつある 池田信太郎さんには期待が大きくかかっている
参考 BWFホームページ http://www.bwfbadminton.org/page.aspx?id=14866
http://www.bwfbadminton.org/news_item.aspx?id=94871