上半身のメディカルチェック「床ー肩峰距離」

いつも「バド×チェック」をお読み頂いてありがとうございます。近藤です。

さらに「いいね」まで押して頂いてる皆様、励みになりとても嬉しいです。ありがとうございます。なかなか体感の部分だったり、細部まで説明することは難しいのですが、少しでもバドミントンを楽しむ方の参考になればと思っております。

これからも頑張って続けていきたいと思いますので、どうぞよろしくお願い致します。

今回は二つ目のメディカルチェック「床ー肩峰距離」をご紹介します。

そして、「床ー肩峰距離」と関わる上半身の姿勢についてもまとめてみたいと思います。

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「床ー肩峰距離は」簡単に言ってしまうと「猫背」をするためのテストであり、細かく言うと猫背&「上腕骨頭前方変位」を判別するテストです。

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やり方は簡単です。床に仰向けになって寝て、床と肩峰という箇所の高さを調べます。

IMG_0126_2床ー肩峰距離(赤丸シールが肩峰位置)

赤丸シールが肩峰です。床からこの肩峰までの距離を測定するわけです。

 

肩峰の位置を見つけるのが一番難しいとは思いますが、肩の先端に近い部分で、ちょっとだけ「ぽこっ」と高くなっている所があります。写真の赤丸シールを参考に見つけてみてください。多少ズレてもいいです。だいたいでいいと思います。

 

ようは、この距離が高いということは、肩が前に出ているという判断となります。肩が前にでている姿勢は、「猫背」だったり「上腕骨前方変位」を疑います。

写真は私ですが、左肩が10,3cm、右肩が11,2cmでした。前日にダブルスの練習でスマッシュをたくさん打ちました。その影響もあるかもしれません。右肩の方が高くなってますね。疲労によってもこの位置は変化するということです。

 

さて、この「床ー肩距離」は猫背や上腕骨前方変位(上腕骨の位置が正常位置よりも前に変位している状態)を判別するテストですが、

 

ではなぜ猫背や上腕骨前方変位が問題になるのでしょうか?

 

そこは、もちろん腱板損傷(いわるゆ五十肩や四十肩)や上腕二頭筋長頭炎などの、障害リスクが高くなることもありますが、バドミントンのパフォーマンスにも著しく影響がでてきます。

簡単に説明しておくと、胸椎や肩甲骨の動きに制限が出たり、力強いショットが打てなくなってしまったりします。詳しい内容は次回に持ち越したいと思います。

今回は最後に、「姿勢」についてまとめたいと思います。

猫背を判別する前に「正しい姿勢」を確認したいと思います。

IMG_0121_2正しい姿勢

横から見た時に、耳ー肩峰ー大腿骨骨頭(ももの骨の先端)ー膝の中心ー外くるぶしのちょっと前が一直線上になります。(赤シールがそれぞれの位置)

IMG_0122_2猫背の姿勢(上位交差症候群)

この写真はいわゆる「猫背」であり、肩が前に出て、背中が丸くなっています。そして、もう一箇所気をつけて見て頂きたいのが、耳が前にでてあごを突き出したような姿勢になっています。これは、「上位交差症候群」といって、猫背とセットで起こりやすい姿勢の現象です。仰々しい名前がついてますが、よく見かける姿勢です。

バドミントンに関わらず、肩こり・腰痛などいろいろな不定愁訴の原因にもなります。もちろん、バドミントンのパフォーマンスにも影響します。

気になるのは、この姿勢を改善させる方法ですが、これも長くなってしまうので、次回以降に譲りたいと思います。いろいろと方法はあるのですが、一般の方でも簡単にできるのは「ストレッチポール」だと思います。私もクライアント様にはよく利用してもらっています。いずれ、「ストレッチポール」の使い方もご紹介しますね。

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「床ー肩峰距離」を測定用紙に記入する

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・床ー肩峰距離  右(  )cm 左(  )cm

 

といった感じになります。

できれば、10cm未満にしたいところです。10cm以上になると、ちょっと注意かなという感じ。12cm以上だとすぐにストレッチなどで対処してもらいます。

ただし、肩周りの筋肉が発達していたり、もともとの骨格も多少影響しますので、このテストに限っては、厳密に何cm未満にしなくてはいけないという種類のテストではありません。

 

メディカルチェックには二つの目的があります。

一つは、当たり前ですが、関節可動域だったり障害に対するリスクを把握するために行います。

もう一つとても大切な目的は、選手や自分の身体をしっかりと把握することにあります。それぞれのテストの結果が思わしくないと、怪我をしやすかったりパフォーマンスに影響を及ぼすことを知ってもらうためです。

このことを知ってストレッチするのと知らないでストレッチするのでは、絶対に効果が違います。

それぞれのストレッチやトレーニングには意味があって、それぞれがバドミントンを上手くなるために必要なんだと理解してもらうことは非常に大切です。

メディカルチェックを導入すると、大抵の選手は熱心にストレッチを行うようになります。望ましい方向へ導いていく手段としても有効となりますので、ぜひ取り入れてみてください。

今回も最後までお読み頂いてありがとうございました。

次回は、猫背や上位交差症候群、上腕骨骨頭変位がバドミントンにどう影響するのかをお伝えします。

 

 

 

 

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近藤 洋パーソナルトレーナー東京都練馬区『痛みと姿勢改善専門パーソナルトレーニングスタジオ コア・リファイン』オーナー

投稿者プロフィール

1978年11月1日生まれ
パーソナルトレーナー
東京都練馬区『痛みと姿勢改善専門パーソナルトレーニングスタジオ コア・リファイン』オーナー
二児の父親

《取得資格》
日本体育協会公認 フィットネストレーナー
バドミントン4級指導員
日本コアコンディショニング協会 アドバンストトレーナー・アスリートスペシャリスト
PHIピラティスマットⅠ&Ⅱトレーニングインストラクター
加圧トレーニングインストラクター
ランナーズフィジカルトレーナー
ランニングプロコーチ
NESAハートレートパフォーマンススペシャリスト
ランニングアセスメントスペシャリスト

《バドミントン経歴》
文京区立文林中学校
団体 関東大会ベスト8
個人 シングル東京都ベスト8

都立小石川高校
都大会に出場するも結果残せず…。

立教大学
関東大学リーグ4部→3部昇格
関東学生選手権B ダブルス優勝 シングルベスト8

高校卒業後から現在まで中学生・高校生を中心にバドミントンを指導
パーソナルトレーナーとして、一般の方〜アスリートまで運動指導する傍ら
バドミントン指導に情熱を注いでいます。

バド×チェックでは、
バドミントンを身体の使い方やトレーニングの観点から紐解いて、
皆様のレベルアップやご指導のお役に立てたらと思っています。
皆さんと同じようにバドミントン大好き人間です。
最近の悩みは息子がバドミントンではなくサッカーを始めたことです。
よろしくお願いいたします。

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