韓国最強ペアを勝手に解剖!!
こんにちは。くさまおです。
今回は、韓国最強ペアで昨年末のスーパーシリーズファイナルズでも優勝したイ・ヨンデ/ユ・ヨンソンのダブルスを勝手に解剖します。来年のリオオリンピックでも間違いなく金メダル候補であるこのペアのプレーは要チェックですね。今回も全編17分27秒と短い動画ですので、飛ばさずにご覧ください(笑)
まずこのペアの攻撃面の特徴はどちらが前衛が得意、後衛が得意という事がなく、二人共が前衛も後衛も世界トップレベルのスキルでプレー出来るオールラウンドプレイヤーであるところに強みがあります。
0分18秒のシーンではイ選手が、また0分48秒のシーンではユ選手がともに強烈なスマッシュを相手コートに叩き込んでいます。その後の映像でもどちらの選手が後衛からのアタックエースが多いということはなく、両選手ともに強いスマッシュでチャンスを演出したり、エースを獲得していきます。逆に、お互いがお互いの後衛を信用することが出来るため二人ともがネット前への飛び出しを思い切ってすることが出来るのです。ネット前へのプレッシャーで相手がネットミスを犯すシーンは度々登場しますし、1分17秒のシーンではユ選手がドライブ場面から前へ飛び出しアタックを決めます。また2分43秒のシーンでは、攻撃的なリターンから相手のネット前への返球コースを二人で完全にシャットアウトしています。10分20秒と16分30秒のラリーでは、トップ&バックの攻撃フォーメーションだけでなく、サイドバイサイド気味の位置から左右分担方式で連続攻撃を仕掛けています。
一方、守備面もイ選手、ユ選手共に世界トップレベルのスキルを持ち、柔軟な上体の使い方から巧みなラケットワークを駆使し、広い視野から色んなコースへ色んな返球を見せます。また、ただ返球するだけというレシーブは皆無と言っていいほど無く、攻撃的なレシーブなのもこのペアの特徴です。
3分05秒のシーンでは攻撃的ドライブレシーブを押し込み、相手のミスを誘います。6分26秒ではイ選手が右サイドの難しいコースへのスマッシュを絶妙なボディーコントロールとラケットワークでドライブリターンすると、相手の返球が甘くなったのを見て一歩前へ踏み込み、逆転のフォアハンドドライブを放っています。また、7分20秒のシーンではイ選手が、相手コートの空きスペースを広い視野から見付け出し、バックハンドからロブと見せかけてクロスネットでエースを取っています。16分51秒のラリーシーンではユ選手がガッツ溢れる飛び込んでの返球を見せると、そこから形勢逆転し、このラリーをモノにします。このようなガッツ溢れるプレーもこのペアの魅力ですね。
本当にこのペアは強いですね(^^;ジャパン男子チームも更にスキルアップしてもらって、今年のオリンピックレースや来年のリオでは是非このペアを破ってほしいものです。特に個人的にはイ・ヨンデ選手とイケメン対決でも対等に戦えるH川ケンちゃんに頑張ってほしいと思います(^^)/