マレーシアマスターズMD決勝 数野健太/山田和司 vs チェン/ウォン

http://youtu.be/TnaFW0-567g

ナショナルB代表 数野・山田がタイトル奪取!!

こんにちは。くさまおです。

今回は1月に行われたマレーシアマスターズ2015男子ダブルス決勝 数野健太/山田和司(日本ユニシス)対チェン・フンリン/ウォン・チーリン(チャイニーズタイペイ)の試合動画解説です。数野/山田は言わずとしれたジャパンB代表ダブルスでスピード感溢れるテンポの良い攻撃が持ち味です。一方台北ペアのチェン選手は実績のある台北屈指のダブルスプレイヤーです。逆にウォン選手はデータがあまり無く、最近台頭してきた若手のプレイヤーだと思われます。

試合は序盤から一進一退の展開となりますが、台北ペアは名手チェン選手がネット前で球を沈め、長身のウォン選手が後衛から角度のあるスマッシュを打ち込むパターンで攻撃に出ます。一方の日本ペアはバックハンドからの速いリターンで応戦します。また、ドライブ戦でも台北ペアは上体を低くしてフォアハンドから攻撃的なのに対して日本ペアはバックハンドで守備的なのが対照的です。11-10台北ペアリードでインターバルを迎えますが、ここから日本ペアも上体を低くして上から攻撃的なドライブを打ち始めます。一方、台北ペアもチェン選手がネット前に上体でプレッシャーをかけながらヘアピンを打ち相手にロブを打たせ、ウォン選手がスマッシュを十分な態勢で打てるように配球しています。このチェン選手の動きラケットワークに注目です。試合はまだ一進一退の展開で16-16となりますが、ここからチェン選手がネット前の球をネットへ切らずプッシュに変えて勝負に出ます。しかし、この球がミスショットとなり19-16日本ペアリードで終盤を迎え、最後もチェン選手がネットへミスショットを放ち、21-19で日本ペアがこのゲームを先取します。お互いに攻撃的にラリーを展開したいペア同士の対戦ですからサーブとサーブレシーブの出来が勝負のカギを握りますので、その辺りも要チェックです。

2ゲーム目に入って日本ペアは更にスピードを上げて思い切って攻撃に出ますが、台北ペアのリターンが速く、態勢が崩れミスが出ます。ここが難しいところでスピードを重視し過ぎると動きが直線的になるために左右への球に少し体の対応がズレてしまうのです。試合展開は15-5台北ペアリードと一方的なものになりますが、15点目を奪った台北ペアの攻撃は長身のウォン選手がフォア奥から角度のあるジャンピングスマッシュをストレートサイドの数野選手のバック側へ放っています。この場面のウォン選手の跳躍力と体の捻りで数野選手をフォア側へ動かし、リバース面で逆サイドのバック側へ打ち込んだ相手の逆をつく打ち方は要チェックです。ここから日本ペアも9-16→11-17→13-18と少しずつ点差を詰めますが、序盤の点差が響き、結局21-14でこのゲームを台北ペアが奪い返します。

勝負のかかったファイナルゲームはお互いに集中力もスピードもアップし、速いテンポのラリーの応酬となります。まずは台北ペアが4-1とリードしますが、ここから数野選手が後衛から巧みにドロップショットを混ぜていきます。このショットで日本ペアの攻撃に緩急が生まれ相手の守備のリズムも作りづらくなっていきます。逆に日本ペアの連続攻撃のリズムは良くなっていきます。展開は一進一退で8-8となりますが、リズムが良くなった分、日本ペアが相手ペアより先手を取れるようになり、また長いラリーも我慢強く攻撃し続け11-9とリードしてインターバルを迎えます。インターバル明けはカギとなるサーブ場面で山田選手のプレーが冴えを見せます。精度の高いサーブから前でもう一本タッチしポイントを上げ13-9とリードを広げます。ここからも日本ペアは体の前でシャトルを捌き、ネット前へも踏み込んでプッシュし、攻撃の手を緩めません。一方台北ペアは後手後手で防戦一方となり、最後は山田選手のサーブをチェン選手がレシーブミスし、21-17で数野/山田ペアが嬉しいタイトル奪取となりました。ファイナルゲームのラリー展開のように緩急も入れながら速いタッチ・お互いのフィジカルを生かした目まぐるしいローテーションが数野/山田ペアの最大の武器ですね。B代表ではありますが、益々世界で活躍してほしいものです。特に高校の後輩のケンちゃん、ベテランの歳になりましたが、まだまだキバッてや!!

今回登場したメガネが印象的なチェン・フンリン選手のことをネットで調べていると、なんと誕生日が2月10日。私と同じではないですか(*_*)やはり2月10日生まれは知的やなぁ…なんて(^^;また、前回ご紹介した元世界1位インドネシアのアーディ・B・ウィラナタは1970年2月10日生まれと私と全く同じ日に生まれているのです。ちなみに私の近い存在の2月10日生まれは一年先輩ですが、ジュニア指導でご活躍されている佐賀県の少し顔の大きいY浦さんです。なんか同じ誕生日って勝手に親近感湧きますね(^^♪

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鈴木草麻生元日本代表

投稿者プロフィール

元日本代表

■生年月日:1970年2月10日
■出身地:滋賀県
■経歴:比叡山高校~同志社大学~NTT関西~トナミ運輸~三菱電機(監督)
※元日本代表
■資格:日本体育協会公認コーチ、YONEXアドバイザリースタッフ
■ブログ:ぐるぐるパンチ(www.gurugurupunch.com

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