答えのない話

各地でインフルエンザが流行しているようで近くの高校では学年閉鎖(初めて聞きました)が発生するほどだとか・・・

皆様、体調いかがでしょうか??

今回は一本の電話から発生したお話の紹介です(^^)

 

Bさんから突然の電話

突然、Bさんから電話がかかってきて(Bさんからの電話はいつも突然です)電話に出てみると・・・

Bさん「オーバーヘッドストロークの時の打点てどこや??(ちなみに関西で大変お世話になった方です)」

私「ん??いきなりですね(笑)どういうことですか??」

という感じで始まりました・・・

 

電話の内容

Bさんが言いたかったことをザックリまとめると・・・

「オーバーヘッドでの打点は前!という考え方についてどう思う?」

「後ろで打った方が良いのでは?」

ということでした。

もちろん打点はケースバイケースですから色々な場面で変わってきますよね。

当然電話も長引きます。

「じゃあこんな場合には?」

「ということはこうか?」

そんなワードを連発しながら私は電話しながら素振りです(^_^;)

あの感じからしてBさんも電話しながら素振りしていたはずです(笑)

そんなこんなで盛り上がりなんの答えも出ないままに電話は終了。

 

またまた電話

後日Bさんからまた電話がありました。

「この間の打点の話の続きや!」

「続くんかい!(笑)」

どうやら、この話はBさんの後輩である実業団チームの監督との会話からスタートだったようなのです。

前回の私との電話の内容を監督さんに伝えたところ、監督さんは「バドミントンに絶対的な答えはないんですよ!監督である自分もいろいろな質問をもらうことがあるんだけどみんな答えを欲しがる。みんな白か黒かを決めて欲しがる」という話でした。

明確な答えを手にすることは安心であり勉強をした気にもなります。

しかし、常にその場その場で、瞬間の判断、対応を迫られるバドミントンにおいて答えを決めつけてしまうのはいかに恐ろしいことか、ということをその監督さんは

おっしゃられていたようです。

そんな中で答えの出ないバドミントンの会話で盛り上がれる仲間を持つことは大変な幸せだということも。

実業団の監督ともなると、言ったことが「周りの人への答え」になってしまいなかなか答えの出ない会話ができないそうです。

 

大事なことは想像力

決まった答えが無いバドミントン競技をおこなう中で、答えの出ないバドミントンの会話ができる仲間はいますか??

ラリーやコート上で起こるであろうことに想像を働かせ、答えの出ない会話を楽しむことは創造的なプレーにつながるかもしれません!

答えの出ない話が競技力向上の一助になるのではないでしょうか。

スマッシュ早すぎ R16 – M.Ahsan/H.Setiawan vs Fu Haifeng/Zhang Nan – 2014 Hong Kong Open

トップ選手は創造力豊かなプレーを見せてくれますね♪

 
ではでは本日はこの辺で。

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齋藤 聡史バドミントンで社会共育

投稿者プロフィール

■ 生年月日:1985 年 12 月 23 日
■ 身長(cm) / 体重(kg):178cm / 70kg
■ 血液型:B型
■ 出身地:静岡県
■ 経 歴:入野中学校 → 湖東高校 → 天理大学
→ビーウェイ株式会社→総合型地域スポーツクラブ

中学時代は棒高跳びで静岡県5位入賞。
高校進学後に地域のクラブチームにてバドミントンを始めました。
大学にて生涯教育に出会い、バドミントンと生涯学習に興味を持ち、現在は総合型クラブにて社会体育活動の場と機会の提供に携わっています。

「地域の家づくり」を目標に青少年のバドミントン指導に注力しています。
バドミントンの競技力向上を通じて選手とともに勉強の日々!
信州の南側で活動しています♪

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