(写真は、最近頂いただるまさんです。じっくり見るとそれぞれ顔周りのヒゲの部分のデザインが違っていてなかなか面白いです。)
おはようございます◎バド×Foods くだもの担当のうえきです。
気がつけばもう年末。ついこないだバドキャンいってきたような気がしてたんですが、うーん。
今週から3回は今も旬な「キウイ」について書いていきます。どうぞお付き合いよろしくお願いします。
マタタビ科マタタビ属 雌雄異株の落葉蔓性植物
漢字がたくさん並んでいますが、これはキウイの分類と解説です。
マタタビの仲間で、
オスとメスが別の木で、
冬が来ると葉っぱが落ちる、
蔓(つる)性の植物。
ぶどうも蔓性ですが、雌雄異株でマタタビ科というあたりがなんだかファンタスティック。
大学時代に一時期ハマったこちらのサイトをみると、実際に「猫にマタタビ」ならぬ「猫にキウイ」を試して成功しているようです。
またキウイの場合、1本の木には、「雄花 (おしべだけを持つ)」か「雌花(めしべだけを持つ)」どちらかしか咲きません。
品種によって花の咲く時期が違い、受粉できなければ子孫を残せないので、栽培品種では人間でいう “許婚” がすでに決まっています。
許婚同士のご紹介をしますと
夫:トムリ 妻:ヘイワード
夫:ロッキー 妻:ゴールデンキング
の2つの組み合わせがメジャーのようです。
雄花は雌花の20%の割合があればいいそうなので、ハーレム状態もあり得るということですね。
こんなふうに植物を人間に例えてみると、親しみが湧くのでオススメですよ◎
(実は冒頭で雌雄異株と書きましたが「両生キウイ」というニュータイプもいるようです。)
旬と保存方法 +追熟
須坂市周辺では品種によって9月上旬〜11月まででしょうか。
ご近所で自家用のキウイを作ってらっしゃる方にきいたら「霜が降るまでにとるもんだよ」とおっしゃってました。
こちら農水省のデータをみますと、10月からちょぼちょぼ出だして、翌年の5月まで出回っているようです。
キウイにもいろんな形や色のものがあります。
先ほどの許婚コンビに出てきた「ヘイワード」は緑色の俵型、「ゴールデンキング」は黄色の俵型です。
色に関しても、「レインボーレッド」や 「紅鮮」なんかは黒い種の部分が赤いんです。Wikipediaの写真がとても綺麗です。
保存は、乾燥を防ぐためにビニール袋にいれ、でも追熟には酸素が必要なので口をゆるく縛って常温でおいといてください。
もう1つキウイの大きな特徴として「追熟」が必要 なことがあげられます。
多くの植物で成熟開始の情報伝達を行うエチレンと一緒に閉じ込めることで収穫したままの固い実に喝を入れて成熟を促すことができます。(私もエチレンが必要かもしれません。笑)
我が家には収穫後エチレンを大放出してくれる「りんご」が大量にありますのでキウイと一緒にいれてあります。
りんごがない場合は、1つのキウイを皮が破れない程度の力でゴンゴンと叩きつけます。あとはストレスでエチレンが出てくるそうなので、まとめて袋にしまっておけばりんごと同じ効果が得られますよ◎
縦方向に触ってみて、指の腹で押して軽く凹むくらいが食べごろの合図です!
買ってきたキウイが硬いときには、この「追熟」を試してみてくださいね。
来週はキウイの機能性成分の話です!
参考サイト
(※3) 平成25年産キウイフルーツの結果樹面積、収穫量及び出荷量
P.S.
(※すいません、いつもに増してしょうもない話です。)
キウイに限らず、雌雄異株の果樹のオスとメスを「雄木(おすぎ)」「雌木(めすぎ)」と呼ぶようです。
一応、「お(→)す(→)ぎ(→)」という発音らしいんですが、単語を聞くたびに私の頭の中には某双子タレントのお兄様が登場してきて、
「おすぎ だけど、オスじゃないのョあんた!おカマよ!」
とわけのわからないことを言って、ボワン♪と消えていきます。ちょいちょい違うセリフが浮かんでくるときもあってなんだか一人で楽しんでいます。
☆.。.:*・゜☆.。.:*・゜☆.。.:*・゜☆.。.:*・゜
…と、こんな調子で2014年も終わってしまいそうですが、9月からスタートして早4ヶ月。
BadnetのFacebookを見ていると、全国の沢山のバトミントンプレイヤーがバドネットを通して繋がっていることに改めて驚かされます。
どうかこれからもその輪がより広がって繋がっていきますように。
そんなことを思いながら2014年を終えたいと思います。
どうか来年もバドネットをよろしくお願い致します。
それでは来年も、楽しくバドしましょー♪