シングルス動画解説(アジア大会)06

みなさんこんにちは、藤本ホセマリです。
今回の解説動画はアジア大会 男子団体 準々決勝
韓国 vs 日本 の第2シングルス
桃田賢斗 vs LEE Dong Keun
の試合になります。

この試合は田児選手が試合した後の第2シングルスで、やはり風が吹いており初めは桃田選手側が追い風、リー選手側が向かい風からスタートしています。

第1ゲーム
桃田選手は追い風でしたが序盤から風の影響からか、シャトルの感覚を掴みきれずミスを連発してしまい、11ー4と大きく引き離されてしまいます。インターバル後も風の感覚をとらえきる事ができず、結局21ー12でこのゲームを取られてしまいます。

第2ゲーム
コートが変わった事で桃田選手が向かい風、リー選手が追い風になりました。田児選手の試合を見た人は桃田選手の方が一見不利のように見えますが、このゲームは違いました。
桃田選手は低めのロビングがバックアウトになりにくい事を上手く利用し、タイミングを外してコートの奥側に追い込むのと、丁寧なヘアピンを利用し、相手にロビングを打たせる事でミスを誘っています。自分が攻める時はゆっくり目にし、ネット前と奥に追い込む作戦を徹底してました。
序盤は相手も食らいついてきて11ー8と競りますが、インターバル後は相手も嫌がってミスが目立ち一気に点差が開き、このゲームを21ー12で取りました。

ファイナルゲーム
今度は桃田選手が追い風側。序盤からスピードを上げて攻撃を繰り返し、4ー0とリード。相手もスピードを上げ、ドライブで勝負してきますがしっかり対応し、10ー5と桃田選手のリードが続きます。そしてリー選手の痛恨のショートサービスのミスによってインターバルそしてチェンジコートへ。
後半は向かい風なので配球を変えて、13ー5とリード。しかしここから相手もスピードを上げ13ー9と追い上げます。ここからお互いにスピードを上げた長いラリーが続きます。ここは本当に我慢勝負です。でもこの苦しい場面でもネットを上手く決めたりする桃田選手の技術はさすがです。そして18ー14とリードした場面でも配球が冴え、相手のリズムを変えるヘアピンで相手のミスを誘います。相手は相当動かされてキツかったと思います。この次の19ー14のラリーは桃田選手のヘアピンの凄さがわかるラリーで、必見です!マッチポイントを取ってから少し焦りが見え3点取られますが、最後はきっちり勝利しました。

この試合では向かい風の中でどうシングルスをすればいいか?良い見本だったと思います。(ただ、ファイナルのチェンジエンドしてからは風が無くなったようにも思えますが気のせいでしょう…笑)
でも本当に桃田選手のヘアピン技術は凄いですね。
自分もあやかりたいと思いました。笑。

ではまた来週!!

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藤本ホセマリ

藤本ホセマリ元日本ユニシス所属 全日本チャンプ

投稿者プロフィール

■ 生年月日:1975 年 05 月 19 日
■ 身長(cm) / 体重(kg):175cm / 69kg
■ 利き腕:右
■ 出身校(中学→大学):港中学校 → 越谷南高校 → 中央大学→ユニシス
→グローブライド(プリンス)→退社
<国内試合>
'00 全日本社会人大会 シングルス優勝
'01 全日本社会人大会 シングルス第3位
'03 全日本社会人大会 シングルス優勝
'03 全日本総合選手権大会 シングルス第3位
<国際試合>
'99 ニュージーランド・インターナショナル シングルス第3位
'02 スリランカサテライト シングルス第3位
'02 釜山アジア大会出場
<'05.03 引退>
<国内全日本シニア選手権>
’06 30 歳以上 シングルス優勝
’07 30 歳以上 シングルス優勝
’10 30 歳以上 シングルス優勝
’11 35 歳以上 ダブルス優勝
’12 35 歳以上 シングルス優勝
’13 35 歳以上 シングルス優勝 ダブルス優勝

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