おはようございます◎バド×Foods くだもの担当のうえきです。
爽やかな青空にうろこ雲。肌寒い夕暮れ。すっかり秋らしくなってきました。
暑さにバテずバドミントンができるいい季節ですし、フルーツの健康効果を取り入れてバドミントンLIFEに役立ててくださいね。
ブルーベリーにつづく第2弾はネクタリンです!
ネクタリン について
須坂市にあるうちの畑ですと、品種によって7月〜9月半ば頃まで収穫ができます。
桃とよく似ていますが、産毛があるかないかで別れています。毛がないのがネクタリンです。
ちなみに、人気急上昇中の「ワッサー」は桃とネクタリンの子どもです。
(品種の開発者の愛称「わたるさん→わっさ」が品種名になったそうなので、ふなっしーみたいなキャラクターが出たらおもしろいのになーと思ったり。)
個人的なイメージですが、
桃が 「丸く柔らかい」「みずみずしい」
とすると、
ネクタリンは 「ビビット」「ジューシー」と言ったところ。
桃に比べて皮の色が濃ゆいだけでなく、甘さも酸っぱさも香りも強烈なものが多いです。
ネクタリンは収穫したときは固くても、追熟して柔らかくなってくると甘みと香りがグッと増してきます。
昨年ネクタリンのおいしさに感動した私、今年は収穫の日を待ちわび過ぎて、熟す前のをとってきてしまう程でした。
さんざんネクタリンを食べた経験から、おいしい実の見分け方は以下の通りです。笑
色:全体的に色づいて、色づく前の緑や黄色の部分が少ないもの。
形:まず全体が大きくて、縦より横に少し長目なもの。(横に長すぎると中で種が割れている恐れあり)
感:触って少し柔らかく、いい香りがするもの。
下の写真だと、右(フチ子の左手の方)のが美味しそうです。
注目の栄養素 と 見込める効果 監修:山村先生
まずはネクタリンの栄養成分表をどうぞ。ネクタリン1個の平均は200~250gくらいです。
比較的ネクタリンに多く含まれ、運動に役立ちそうな栄養項目を2つ紹介します。
今回はバドミントンプレーヤーの皆さんにとっては身近な、足を攣るという問題に絡めてご紹介しようと思います。
「◯栄養素の名前 可食部100gあたりの含有量/1日の摂取目安、目標量→ 見込める効果」
①カリウム 210mg/100g 2000mg/日 【けいれん予防】【水分の維持】
② 銅 0.08mg/100g 1.6~1.8mg/日 上限:9mg 【銅酵素、銅タンパク質の構成成分】
プレー中足が攣ってしまう原因にはいくつかありますが、純粋な筋肉の疲労の他に、ミネラル不足という問題があります。五大栄養素の1つであるミネラル(無機質)は、神経細胞での情報伝達をスムーズに行う上で重要な役割を果たしています。
これらが不足すると筋肉の収縮に不都合が生じ、結果足を攣ってしまいます。ネクタリンにはミネラルの1つであるカリウムが豊富に含まれています。
足が攣る話からは脱線しますが、末永く運動を続けていく上で、アンチエイジングも重要ですよね。
運動をすると筋肉内に活性酸素種というものが生じ、身体の老化を引き起こします。人の身体には活性酸素種を除去する機構がありますが、この機構に銅はなくてはならない存在です。ネクタリンには銅も比較的多く含まれているそうです。
一般的にミネラルは人の体内で合成することができないため、食事やサプリメントから摂取することになります。味気ないサプリメントで補うよりも、甘くて美味しいネクタリンから摂取してみてはいかがでしょうか。
この他にもビタミンACEはもちろん、ビタミンB群・ナイアシン・葉酸・などの各種ビタミンや、鉄・カルシウム・マグネシウムなどのミネラルも少ないけどいろんな種類がふくまれています。
ネクタリンの今年のシーズンはほぼ終わってしまったので、来年はぜひ食べてみてくださいね!
参考文献
(※1) 果物ナビ ネクタリン
http://www.kudamononavi.com/zukan/nectarine.htm
(※2)
http://www.kudamononavi.com/eiyou/eiyouhyouseparate/139
(※3)
最新栄養化学 朝倉書店 野口忠ほか著
(「(cf※)」でリンクを貼ってある参考にしたサイトには抜粋した以外にもおもしろいことが書いてるので興味が湧いたらのぞいてみてくださいね◎)
P.S.
バドネットトップページのニュースにもかかれてますが、世界選手権で女子選手がめっちゃがんばってますね!
最近お風呂で横向きになって鏡みるのが嫌なんですが、嫌じゃなくなるように、シングルスできるように、もうちょっとがんばろうかなーと元気もらいました。
それでは今週も楽しくバドミントンしましょう!