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スイングフォームをきれいにできる!オーバーヘッドスイング 右腕振り方の基礎構造とコツ【二の腕左捻り(上腕内旋)+右肘伸ばし(伸展)】
- 2020/6/22
- バド♪Remaking, 日替バド定食
こんにちは。バドミントンプロコーチの樋口です。
上打ち(オーバーヘッドストローク)のスイングフォームがきれいなかたに、憧れたことはありませんか?
体育館で歩きながら、何気なく軽くスイングをしているフォームが洗練されていて、羨ましいなあ等です。
しかし、そのようにきれいなスイングフォームは、簡単に作ることができるのです。
今回は、オーバーヘッドストロークのスイングフォームを、基礎構造と振り方のコツを理解して、きれいにしていくコツ、 インパクト周りの最も大切な部分を抽出してマニュアル化致しました。
歩きながら何気なくできる、簡単なスイング練習法です。
最後までお付き合いのほど、宜しくお願い致します。
(ステージ1)
【フォワードスイング(テイクバック~インパクト:ラケット面が前方に移動する局面)腕動作の基礎構造】
二の腕の左捻り(上腕内旋)と右肘伸ばし(伸展)で構成されている
上打ち(オーバーヘッドストローク)の右腕の動作は、大きく2つの動作に分解することができます。
①二の腕の左捻り(上腕内旋)
②右肘伸ばし(伸展)
上打ち動作は、非常に複雑な構造をしており、上記のように、右腕の動作だけでも、2つの動作のハイブリッドになっています。
見た目は、やや右斜めに傾いた縦スイングで、前方向に振っているように見えるのですが、それだけですと、スイングの真の姿を表現しているわけではない分、思ったようにきれいに振れなかったり、上手く打球が飛ばなかったりしがちです。
フォームをきれいにメンテナンスしていくためには、複雑に絡んでいる動作を、しっかりと分解して、真のスイング構造を捉え、個々の動作を逃さず再現、連結していくことが大切になります。
(ステージ2)
【重要な注意点】スイング時(上記①②)、右肘は、正面向いたときの鼻先よりも前に出さない
上打ち(オーバーヘッドストローク)時のグリップ握り方は、包丁を持つような握り方(ラケット面が床面に垂直:イースタングリップ)になります。
この握り方ですと、ラケットを身体の前に出したときに、ラケット面が左を向いてしまい、前に向かないため、打球が効率的に前に飛んでくれません。
ですので、右肘を顔の横に開いて、目の高さくらいに上げると、ラケット面は正面を向きます。
このように、上打ちにおいては、右肘を身体の前に出すと、左に飛んでしまうため、右肘は顔(身体)の横(顔を正面に向いて、そのときの鼻先の位置)より前に出さないようにします。
(ステージ3)
【実際のスイング】
(ステージ4)
【メリット】
①クリアー、ドロップ、スマッシュなどの各ストロークが、インパクト直前まで同じフォームで打てる
→相手は、打つストロークを直前までわからない
②スイングが効率的になり、フォームがきれいになる
→ミスが減る。打球が高速になる
【その他】
このスイング練習は、インパクト周りの、上記基礎構造と重要注意点(ポイント)を踏まえたものになりますので、空き時間などに気軽にスイングできます。
ラケットを持っていなくても、右腕を振るだけでも、脳や運動神経、筋肉が学習しますので、こまめにおこなうことをお勧めさせて戴きます。
お試しください。
今回も最後まで、お読みいただきありがとうございました。
次回は、「 」です。
※指導で、実際に有益な効果があがったことを確認の上で、報告しておりますが、技術の答えは、一つではないと考えております。他の指導法を否定する意図はございません。その点ご理解の上でお読み、お試しくださればありがたいです。
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