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「楽ミントン」の体験とバド技術的意義
- 2018/11/12
- バド♪Remaking, 日替バド定食
こんにちは。樋口です。
今回は大阪・中津に開店されました「楽ミントン」(バドミントンフィットネスクラブ)さんにお邪魔させて戴いたときの印象を、技術指導者の目線から考えてみたいと思います。
あくまでも、バドミントン技術や指導視点から感じたことと限定させて戴きます。
最後までお付き合いのほど、宜しくお願いいたします。
(ステージ1)
【事前の印象】上打ちができないのに、面白いのだろうか?バドミントンの役に立つのか??
バドミントンの多くのストロークは、上打ちで成り立っています。
また、ラリーの基礎も
そんな中、上打ちを制限している「楽ミントン」さんは、まあバドミントン未経験者がラリーを楽しむ程度のものではないかなあと感じておりました。
バドミントン競技で、スマッシュなどを打っていると、その派手なプレーができないことに競技として違和感を感じるバドミントン
経験者は少なくないと考えます。
しかしながら、実際に行ってみると、色々とコート状況なども工夫できるため、かなり練習効率が上がるなあという印象を持ちました。
正直、新しい業態のものに関しては、実際に経験してみないとわからないものと感じました。
(ステージ2)
【メリット】
①速い球への対応やコース、高さなどコントロール力も向上が期待できる
プッシュ&レシーブなどをやっていると、最初のうち、結構ネットに引っ掛けてしまったりします。
なぜかというと、スペースが体育館よりコンパクトな分、シャトルの浮き具合などが相対的に目立ってしまう分、ギリギリを狙うようになるためです。
結果、これが普段よりも効率的にコントロール技術を磨く練習になります。
②練習できるストロークや技術が、想像よりかなり多い
コートがコンパクトというと、ヘアピン以外の練習はできないというイメージがあります。
しかし、ネットを後ろに動かすと、プッシュ&レシーブをすることができますし、前衛技術の色んな技術を練習することができます。
また、ドライブやショードライブ、スライスレシーブや応用のカウンターレシーブ、サービス&サービスレシーブ、クロスネット、リフトネット、スピンネットなど多様なストローク(技術)を練習できます。
③普段の社会人の練習ではやりにくい課題(苦手)技術の向上が期待できる
社会人の練習というと、基礎打ち→試合練習というのが、定番ではないでしょうか。
このタイプの練習は、試合勘や得意な技術は向上が見込めます。
他方、自分の課題となっている「苦手」技術については、なかなか改善が難しいです。
なぜなら、試合形式で行われると、なかなかミスをすることができないため、ミスをしながら上手くなる苦手技術に取り組みにくいのです。
その点、ここでは相手になってくれるかたが経験者ですし、ジックリと課題練習できることが期待できます。
④上級者とラリーや技術練習ができると、ピンチ時の対応力向上が期待できる
ラリーをしてくれる相手が上級者であることは、厳しい球を打って追い込んでも返球してくる可能性が高いです。
普段の練習では決まってしまうような球も、相手が返球して来てラリーが続くことは、こちらもその先を考えたり、体勢が悪い状態からもラリーを続けられるピンチ時の対応力が上がります。
ピンチ時の経験値が上がるので、ラリー力が上がることに繋がります。
あくまでも個人的な分析ですが、新たな可能性があると感じました。
お試しになってみては、如何でしょうか?
今回も最後まで、お読みいただきありがとうございました。
★なお、11月26日には、実際に上記動画のような技術講習会を「だれうま講習会 ✖️ 楽ミントン コラボ講習会 イン 大阪」として行います。
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次回は、「オーバーヘッドの回内動作で手首が猫手になってしまう。どうしたらよい?」です。
※指導で、実際に有益な効果があがったことを確認の上で、報告しておりますが、技術の答えは、一つではないと考えております。他の指導法を否定する意図はございません。その点ご理解の上でお読み、お試しくださればありがたいです。
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バド技術コラム「バド♪Remaking」の内容を実際に講習会でおこなっています。
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