先日の『ダイハツ・ヨネックスJapanOpen』は 男子シングルスにメダルはなかったものの
WD優勝 高橋礼華/松友美佐紀(ユニシス)
WD3位 福島由紀/廣田彩花(再春館製薬)、福万尚子/與猶くるみ(ヨネックス)
WS3位 奥原希望(ユニシス)
MD準優勝 井上拓斗/金子祐樹(ユニシス)
XD準優勝 保木拓朗/廣田彩花(トナミ運輸/再春館製薬)
という素晴らしい結果になった。
男子ダブルスや混合ダブルスでは190cmを超える高伸長の選手が多くいる中、日本選手の大検討が光ったが
それだけに前衛の働きが重要だという印象が感じられた。
そこで 男子ダブルス決勝で得点データを解析してみることにした。
井上拓斗/金子祐樹 12-21,15-21 GIDEON/SUKAMULJO(ギデオン/スカムルジョ)インドネシア
の対戦で前衛の得点数をカウントしてみた。
第1ゲームのインドネシア総得点21点のうち
ネット付近での前衛の得点 10点
後衛のスマッシュ得点 4点
相手のネットミスによる得点 4点
相手のアウトミスによる得点 3点
つまり 相手ミスによる得点を除くと 全14得点中10点が前衛の得点と言える。
一方第1ゲームの日本チーム12得点のうち
ネット付近での前衛の得点 3点
後衛のスマッシュ得点 1点
相手のネットミスによる得点 6点
相手のアウトミスによる得点 2点
つまり 相手ミスによる得点が一番多く インドネシアがネット周りを厳しく攻めている様子がうかがえた。
さらに第2ゲームの両チーム総得点36点のうち
ネット付近での前衛の得点 14点
後衛のスマッシュ得点 10点
相手のネットミスによる得点 7点
相手のアウトミスによる得点 5点
つまり 相手ミスによる得点を除くと 全24得点中14点が前衛の得点と言える。
*技術もラケットも進化した中、後衛のスマッシュ力だけでは決定打にならない様子がうかがえます。
ただ、前衛に決定打を打たせるようにすることも後衛の役割であるだけに、どちらが重要ということではありません。
結果だけを集計したものです。参考程度にご覧ください。