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即席!簡易版ハイバック
- 2017/8/7
- バド♪Remaking, 日替バド定食
こんにちは。樋口です。
ハイバックについては、以前のコラムで動画マニュアルを作成させて戴きました
(→リンク:ハイバック動画マニュアル、ハイバック練習動画マニュアル)
さて、今回は即席でできるハイバック「簡易版ハイバック」をご紹介したいと思います。
最後までお付き合いのほど、宜しくお願い致します。
①どんな打ち方なの?
《親指と人差し指の操作》
《手や腕との連動操作》
こんな感じで、指を使っての回外動作(前腕(手首〜肘)を自分から見て、右側に捻る動作)でシャトルを弾き飛ばします。 指を使った回外動作の詳細については、以下のリンクをご参照ください。(→バックハンドの指操作方法)
②どんなときに使えるの?
ダブルスなどで、低いドリブンクリアーやドライブなどが、フォアに来ると思ったら、急にバックに来たとき、あるいは、自分のスマッシュがバック側に浅く切り返されたときの返球などに使えます。 低く速い直線的軌道の球は、返球の軌道も同じように直線的な速い球になろうとするので(作用反作用の法則)、比較的小さなスイングでもシャトルを効果的に押し返すことができます。
③どんなときは、使いにくいか?
❶上記②と逆に、高く上がって下方向に落ちてくる球は、作用反作用の力がが弱いので、自らのパワーをシャトルに与えなければ、シャトルが効果的に飛びません。 指の動作は小さいので、レギュラーのハイバックフォームが必要になります。
❷シャトルがやや自分の身体より後ろ目になったときは、やはりパワー不足でシャトルが飛びにくくなります。
④便利な点
バックハンドストロークの基本単位をなす技術ですので、指の回外操作ができれば、右肘の高さを変えるだけで、バックプッシュ、バックドライブ、ハイバックとバック側のピンチをとりあえず回避することができます。 シャトルが軽く、ラケットも日増しに軽量化かつ弾き性能の向上という高性能化が進んでいる成果と考えられます。
お試しください。
今回も最後まで、お読みいただきありがとうございました。
次回は、「プッシュやドライブ時のグリップの作り方」です。
※指導で、実際に有益な効果があがったことを確認の上で、報告しておりますが、技術の答えは、一つではないと考えております。他の指導法を否定する意図はございません。その点、ご理解の上で、お読み、お試しくだされば、ありがたいです。