いつもバド×チェックをご覧頂きましてありがとうございます。近藤です。
前回は背骨の機能解剖学上の特徴をまとめてお伝え致しました。
繰り返しになりますが、私は指導現場でも背骨の動きや安定性を非常に大切にしております。
当然のように練習に入る前や試合前には、できるだけ身体が良い状態になっていることが理想的です。
つまり、「コートに入る前に何をするか」がとても重要になると思うのです。
最近では、「練習前はスタティックストレッチではなく、ダイナミックストレッチの方が効果的である」といった考え方が広く浸透してきているな〜、という印象を受けます。
確かに、そのようなエビデンスはたくさんありますし、その通りなんだと思いますが、大事なのは「結果と検証」であり、「何を目的にしているか」です。
ウォーミングアップの一般的な目的としては、「筋温の上昇、呼吸循環系の準備、関節可動域の向上、神経反応の適応・精神的な準備」などがあると思います、しかし、その他に忘れてはいけない視点があります。
「その選手、もしくはチームで何を大事にしているのか」という個別的な視点です。それぞれの選手や、チームで身体の状態は違います。どんなプレーを目指しているのかも違います。そう言ったところも考慮に入れて、練習に関わるものすべてに一貫性を取り、ウォーミングアップに何をするかということが非常に大切だと思っています。
そして、必ずその「結果を検証する」ことが大事です。ウォーミングアップをした結果どうなったのか?狙った効果は出ているのか?短期的にも長期的にも「検証」をすることが大事です。
つまり、ウォーミングアップの目的に「障害を減らす」という目的があったなら、それを達成していなければ意味がないということになります。必ずしもウォーミングアップだけが原因ではありませんが、その他の要因も含めて一貫性が取れており、何かしらの目的に対して、効果が出るものを追い続けなければなりません。
ウォーミングアップの重要性も認知されてきていますので、ウォーミングアップをやらないチームは少ないとは思いますが、目的が明確であり、チームの方針と一貫性が取れており、短期的・長期的に効果の検証を行い、常にブラッシュアップをし続けているチームはまだまだ少ないように思います。
私はウォーミングアップに関して言えば、一般的なウォーミングアップの目的に加え、「動きにくい箇所を限りなく少なく、自然な動作の制限をできるだけ少なく」というコンセプトを持って取り組んでいます。
そこには、「背骨の動き」や「軸を中心に持ってこれるように」、「望ましい姿勢が取れるように」、「基礎的身体操作スキル」といったことを種目に落とし込んでおります。
前置きが長くなってしまいましたが、実際にどんなことをウォーミングアップでやっているのかをご紹介致しますね。
動画が二つに分かれてしまっていてすみません。
こういったエクササイズの後に、チームから時間をもらえたりする場合は、この他色々なトレーニングを行っていきます。
今は、ジュニア世代の指導が多いので「基礎的身体動作スキル」と言って、「走る」「跳ぶ」「投げる」「方向転換をする」といった、スポーツをやる上で基礎的に備わっているべき運動を中心にトレーニングを構成しています。
次回は、今回ご紹介しましたウォーミングアップ種目のポイントを説明していきたいと思います。
今回も最後までお読み頂きましてありがとうございました。
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