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ハイバックのツボを押さえた練習方法とは?
- 2016/8/16
- バド♪Remaking, 日替バド定食
こんにちは、樋口です。
今回は前回記載したハイバックマニュアルに基づいて、それらのツボを押さえた効果的な練習方法を提案させて戴きます。いずれも練習で効果のあったやり方です。
今回も宜しくお願い致します。
【Stage1】手投げノック
①右肘を挙げた状態からの手投げノック
ハイバックができるか?できないか?の境を分ける最重要ポイントは、右肘を挙げた時に肘をなるだけ閉じていることです。(理由は、→2016/8/8コラム「ハイバックスマッシュから見たハイバック動画マニュアル」リンクをご参照ください)
そこから、右肘を開きながら、インパクトに向かっていきます。このポイントをマスターできれば、この前の動作のテイクバックやグリップの握り方が少々変でも、また、インパクト後に右肩を回してしまっても、何とかシャトルは飛びます。
この最重要ポイントをマスターしてから、それぞれ修正をかけていう考え方も成り立ちます。
②上記①にテイクバックを加えた手投げノック
前述の通り、コア動作となる①を先に会得した後にテイクバックを後付けして、
フォームをより完成版に近づけていきます。
③上記①②に最初の構え動作を加えた手投げノック
テイクバック(②)の前に方向指示動作を加えます。上半身の動作はこれで完成です。
④上記①〜③に右脚の踏みこみ動作を加えた手投げ
インパクトと右脚の踏みこみが同時になるよう調整練習します。
因みに右脚を着いてからインパクトしようとすると、床を踏み込んだ力(床反力)が上半身まで伝わり、その力で右肩を大きく開いて振ってしまうリスクが出てきます。
いくら肩や腕を大きく振っても、最後にラケット面が手首を支点にして、素速く後ろから前に鋭く移動(加速)しなければ、スイングスピードはシャトルに伝わりません。
そういった意味で、肩や腕だけをどんなに振り回しても重量(質量)の軽いシャトルは飛ばないのです。
⑤上記①〜④に左股関節の開きを加えた手投げ
◎ハイバック練習コンプリートマニュアル
【Stage2】ラケットノック
①ホームポジション←→バック奥
②フォア前←→バック奥
【Stage3】パターン練習
①フォア前←→バック奥(シングルス系練習)
②フォア奥←→バック奥(ダブルス系練習)
今回も最後までお読みいただきありがとうございました。
次回は、「正面打ちの修正練習」です。
◎今後の内容としまして、「テイクバックを少なくタッチを早くしたドライブ」「即席!なんちゃってハイバック」「グリップ握り替えマニュアル」「プッシュレシーブは面をかぶせるか?」などを予定しております。
ご期待ください!
※指導で、実際に有益な効果があがったことを確認の上で、報告しておりますが、技術の答えは、一つではないと考えております。他の指導法を否定する意図はございません。その点、ご理解の上で、お読み、お試しくだされば、ありがたいです。