前回はほぼ写真で終わてしまったので、今回こそは大会出場時にラーマさんに聞いたセブのバドミントン事情をQ&A形式でふりかえります。
(おそらくセブ島バドミントン体験記としては今回の情報が一番重要なはずでございます!)
まずはラーマさんをおさらい。
ホワイトフェザーズバドミントンクラブの事務局を(おそらく長年)担当してらっしゃいます。
こちら大会運営時のラーマさん(左)。彼女自身もバドミントンします。
(めも:奥の青年は、彼によく似たボホール島のメガネザルTシャツを愛用。)
ではここからQ&Aスタート。
(●・ω・)ノ————
Q:バドミントンってフィリピンで人気なの?
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A:たぶん7~8割の人はやったことある。そこそこだけど、人気としてはバスケとかボクシングの方が上。
(※NBAの試合はテレビ放送されており、ボクシングは6階級を制覇したマニー・パッキャオという国民的英雄がおり、成功のルートが見えているため)
でも実はフィリピンには「勉強でも運動でもなにか一芸に秀でていると大学の奨学金がでる制度」があり、バドミントンもその対象になるため、学生がえらぶスポーツとしては人気が高い方。とのこと
(●・ω・)ノ————
Q:大学の先はプロとかフィリピン代表チームとかなの?
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A:代表チームはあるけど、日本や中国のように企業のスポンサーがつかないためプロリーグもなく、代表も周りの国に比べレベルが高くないのが現状。
(※調べたら、2013年にスディルマンカップにフィリピン代表チームが出てました。)
(●・ω・)ノ————
Q:大会の要項にE・Fランク対象って書いてあったけど、だいたいどのくらいの強さなの?
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A:庶民はだいたいEかF。Dクラス以上はオープン大会となるらしい。
(※あまり詳しくきき出せず。)
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Q:セブ市には何個ぐらいチームがあるの?
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A:だいたい10個くらい。体育館としてはメトロスポーツコンプレックスがコンクリートではなく板張りで条件がよいため、そちらをメインに活動するクラブもある。
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Q:この大会も含めて年に何回くらい大会があるの?
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A:小さい規模の大会が年に4・5回あって、その他に政府主催やMILO主催の大会など、大きい大会が年に1・2回。ラーマさん的にはMILO推し。
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Q:学生の競技人口は?部活は?
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A:(経済的に余裕がないと子どもは部活ができないので)部活として活動することはまれ。よって全小・全中・インハイみたいな大会はない。大学はわりとバドミントンの部活が存在する。
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当時の私の英語力+あきちゃんに手伝ってもらって、ようやく上のような事実がわかりました。
他には、
・体育館にいた大学生たちが使っていたラケットやシューズは中国・韓国のメーカーのものが多かったです。
・ショッピングモールのなかにバボラのラケットがあったのですが、値段をみたら「セール価格だとお安いが、通常価格が安いわけではない」という結果でした。
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これでだいたい書き終わったのでもってあと1・2回といったところでしょうか。
あともう少しうえきにおつきあいください。ではまた!
(○・ω・)ノシ~————-