こんにちは。
コミュニティースクールの一環で日頃指導をしている中学校の強歩大会(マラソン大会のようなもの)に行ってきました。(交通誘導員です)
スタート地点付近をうろうろしていると私に気付いた中学生たちが挨拶に来てくれました(^^)/
練習中にはできない話などができたのはもちろんですが、みんながしっかり挨拶してくれたことをとても嬉しく思いました。
外部指導者としては日頃バドミントンの姿しか見ることができないので貴重な時間!
なにより私を見つけた時の「え!?なんでいるんですか?」の顔がかわいいこと。
そして校長先生としゃべっていると「知り合いなんですか!?どういう関係ですか!?」と驚かれてみたり。
学校と地域がつながるのは良いことですね。
突然ですが、一人でバドミントンが強くなることはできるでしょうか??
きっと、みなさん
「No!」
でしょうね。
私も競技を長いこと続けてきましたがとても多くの方々にお世話になってきました。
きっと皆さんにも「あの人にはお世話になったなぁ」「あの人あっての今だなぁ」なんて人物の一人や二人思い浮かんでいるのではないでしょうか。
ジュニア期の競技生活においては保護者の方々の理解と協力が必要不可欠。
そして現地集合、現地解散の大会や練習試合なども多いことと思います。
そんな中、聞かれるのが『送迎ができない』といった声です。
それを理由で欠席する場合すらあるんですね。
コーチとして、これはとても残念なことです(/_;)
今回は「送迎ができない」ということから発生する「行動と結果」について考えてみました。
「送迎ができない」ということは・・・
① 欠席する。
② 他の誰かにお願いする。
という二つのことが見えてきます。
① については・・・
ちょっと置いておきましょう(笑)
② の「他の誰かにお願いする」に絞ります。
比べてみてください
まずは下の例文から
A・「送迎ができないため、チームメイトのご家庭に便乗させてもらうことで迷惑をかけてしまう。」
うーん。
なんかとってもネガティブですよね。
ではこちらはどうでしょう
B・「送迎ができないため、チームメイトで乗せていってくれるご家庭にお世話になる。」
ちょっと前向きになりました??
「他の方にお願いして車に乗せてもらう」という「行動」はどちらも一緒です。
違うのは「他の方にお願いして車に乗せてもらう」という行動の結果が、「迷惑をかける」ということなのか「お世話になる」ということなのかということです。
同じ行動ですが「迷惑」と捉えてしまえば「欠席」という結果になってしまうのもなんだか理解できる気がしますよね
上の文Aでは「迷惑」と捉えていたものを、文Bにて「お世話になる」という捉え方に表現を変えたものです。
これはリフレーミングという手法で、「ある枠組み(フレーム)で捉えられている物事を枠組みをはずして、違う枠組みで見ること」を言います。
要は「他の方の車に乗せてもらう」という行動が「人に迷惑をかける」というネガティブフレームから、「人のお世話になる」というポジティブフレームにしたということです。
乱暴ですが「モノは言いよう」と言えるのかもしれませんね。
指導の現場にいると、断る理由ややらない理由できない理由はたくさんあります。(というかたくさん出てきます(^_^;))
そんな時にちょっとリフレーミングをしてみると「ピンチがチャンスに変わる」かもしれません。
成長や学びにつながるようにリフレーミングしてみてはいかがでしょう。
慣れてくるとリフレーミングすることが楽しくなってきますよ♪
ではでは、今回もお付き合いいただきありがとうございました。